『ザ・バットマン』9月撮影再開へ
DC映画『ザ・バットマン(原題) / The Batman』の撮影が、9月初めにもイギリスのリーブスデン・スタジオで再開される見込みだという。Varietyが内部関係者の話として報じた。
『ザ・バットマン(原題)』は、ベン・アフレックがバットマン役からの卒業を宣言した後、新たなキャスト陣で制作されることになったDC映画。『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のマット・リーヴスが監督・脚本を務め、若きバットマンに焦点を絞ったノワール風の探偵映画になるとされている。主演は『トワイライト』シリーズで知られ、クリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』の公開も控えるロバート・パティンソンだ。
同作の撮影は今年3月、開始から約7週間というところで新型コロナウイルス感染拡大のため中断となり、まだ3か月ほどの撮影が残っている。クルーたちは今月から同作のセットをスタジオで建て始めているといい、撮影再開の日も近い。ただし、新型コロナの状況は予断を許さず、今後の展開によってはさらなる延期となる可能性もあるという。米ワーナー・ブラザースは今回の件にコメントしていない。現在の全米公開予定日は2021年10月1日に設定されており、8月23日に開催されるバーチャルファンイベント「DC FanDome(DCファンドーム)」内で何かしらの発表があるようだ。
ワーナーは『マトリックス』シリーズ第4弾の撮影をすでにベルリンで再開させており、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾の撮影も来月、イギリスで再開となるのではとみられている。(編集部・市川遥)