「仮面ライダーセイバー」主題歌ボーカルは[Alexandros]川上洋平!スカパラ念願のコラボ
人気ロックバンド・[Alexandros]の川上洋平が、テレビ朝日系で9月6日にスタートする特撮番組「仮面ライダーセイバー」で、東京スカパラダイスオーケストラが担当する主題歌「ALMIGHTY~仮面の約束」のゲストボーカルを務めることが明らかになった。
「仮面ライダーセイバー」は、小説家の青年・神山飛羽真が、異世界へと迷い込んだ街と人々を守るため、聖剣と本の力で仮面ライダーセイバーに変身して戦うファンタジー。主題歌となる「ALMIGHTY~仮面の約束」は、作詞をスカパラのバリトンサックス・谷中敦、楽曲をベーシスト・川上つよしという、名曲「美しく燃える森」を生んだコンビが担当。壮大で疾走感あふれるナンバーを、川上洋平のハイトーンボイスが彩る。
スカパラからのオファーを受けた川上は、「東京スカパラダイスオーケストラ先輩のゲストボーカルを務める事になり、さらにその楽曲が『仮面ライダーセイバー』の主題歌ということで大変名誉に思っております。僕にとってはどっちもヒーローなので正月と盆が一緒にきたような気持ちです。嬉しくてたまらないです」と歓喜。「ロックバンドにとって朝は少々苦手な時間なのですが、これを機に毎週日曜、8時半には起床しテレビの前でスタンバっておこうと思います」と語っている。
そんな川上をボーカルに推したのが谷中敦。以前から川上とのコラボレーションを夢見ていたといい「いつか、お願いするからねと話してはいましたが、今回『仮面ライダーセイバー』の話を貰ったとき、真っ先に彼の顔が浮かんだのでスカパラのミーティングで名前を挙げさせて貰いました。洋平くんに決まって心の底から嬉しいです」と明かす。
歌詞には、自粛期間中に考えた思いを込めた。「“約束”はディスタンスを越え、“本”は時代を越える。“約束”と“本”の二つを柱に、人の思いが時空を越えて希望をもたらすさまを思い描きながら書き上げました。これから未来を書き換えていく子どもたちに向けた歌詞です」という谷中。楽曲中の英語詞は、谷中の思いを英語の堪能な川上が翻訳した。「その英語詞の部分も是非子どもたちに歌って貰いたいと思っています。そして何より、この歌を子どもたちに大きな声で歌って貰えたらこんなに幸せなことはないです。もう自分の頭のなかにはそんな子どもたちの声が鳴り響いています。『オールマイティー!!!』」
また今回スカパラは、「仮面ライダー響鬼」(2005~2006)以来の復活となるエンディングテーマも担当。楽曲タイトルはずばり「仮面ライダーセイバー」となり、エンディング映像では、主人公・飛羽真役の内藤秀一郎、新堂倫太郎役の山口貴也、須藤芽依役の川津明日香ら主要キャストがダンスに挑戦。振り付けは、マドンナのワールドツアーにも参加したプロダンサーで、欅坂46や日向坂46の振り付けも担当するTAKAHIROが手がけた。
「仮面ライダーがエンディングテーマ中で踊るのは初めてと聞き、頭を悩ませました」というTAKAHIROは「パフォーマンスの方向性を担う大事な一作。視聴者の方にどう感じてもらうのが良いか、様々な可能性を監督やスタッフの方々と思索しました。そして『ライダーってすごい!』を目指しました。情熱溢れる現場に携われた事、感謝申し上げます!」と語っている。(編集部・入倉功一)