『ブラックパンサー』続編、来年7月から撮影開始へ!
マーベル映画『ブラックパンサー』続編の撮影が、2021年7月よりアメリカ・アトランタで予定されていると The Hollywood Reporter が独占で報じた。
『ブラックパンサー』は、超文明国ワカンダを舞台に、若くして王になった主人公ティ・チャラが、ブラックパンサーとして国の秘密を守るために敵と戦うアクション映画。前作から続いてライアン・クーグラー監督がメガホンを取る続編は当初、来年3月から撮影を予定していたが、今年8月に主演のチャドウィック・ボーズマンさんが大腸がんのため急逝。全米公開日は2022年5月6日と発表されていたが、チャドウィックさんの死後、続編の製作すらもわからない状態だった。
同サイトの複数の情報筋によれば、撮影は来年7月から6か月にわたってアトランタで行われるという。ティ・チャラの妹シュリを演じるレティーシャ・ライトさん、ティ・チャラの幼馴染ナキア役のルピタ・ ニョンゴさん、エムバク役のウィンストン・デュークさん、ラモンダ役のアンジェラ・バセットさんら前作キャストが続投予定で、レティーシャさんが演じるシュリの役割は前作より大きくなるという。
また新キャストとして、『ザ・マミー』やテレビシリーズ「ナルコス: メキシコ編」などのメキシコ人俳優テノッチ・ウエルタさんが出演交渉に入ってるとも報じている。テノッチさんが交渉に入っているキャラクターは不明だが、同サイトは「悪役の一人」と伝えている。
ストーリーは未だ明かされておらず、主演のチャドウィックさん抜きでどのように続編を製作するのかも不明だ。マーベル・スタジオの重役ヴィクトリア・アロンソさんは先日、デジタル技術を駆使してチャドウィックさんを続編に登場させることを、アルゼンチンのメディアClarinでキッパリと否定している。(編集部・倉本拓弥)