トム・ホランド『スパイダーマン』第3弾は最も野心的なヒーロー映画に
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『スパイダーマン』シリーズ第3弾について、主演のトム・ホランドが、Varietyのインタビュー内で「最も野心的な単独スーパーヒーロー映画になる」と自信をのぞかせた。
同サイトのポッドキャスト番組「VARIETY AWARDS CIRCUIT」内で、『スパイダーマン』シリーズについて聞かれたトムは、「何も言えないよ。正直、もう少しで言うところだった」と冗談を交えてつつ、ファン待望の3作目について「これまでで最も野心的な単独スーパーヒーロー映画だ」と断言。「脚本を読み、彼ら(製作陣)がやろうとしていることを知り、それらが成功していることに感動したよ。こんな単独ヒーロー映画は、観た事がない」と明かしている。
トム主演の『スパイダーマン』シリーズ第3弾には、トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン2』に登場した悪役ドクター・オクトパス(アルフレッド・モリーナ)、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン2』の悪役エレクトロ(ジェイミー・フォックス)、さらにベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが登場すると報じられている。
また一部では、過去のスパイダーマン俳優が出演するといううわさもあり、MCUの枠さえ越えた共演が実現すれば、確かに過去にないスーパーヒーロー映画となりそうだ。撮影はまだまだ残っているようで、トムは「(去年)クリスマス前にスタートして7週間ほど撮影し、ホリデー休暇を挟んで、たぶん来週には再開する」と語っている。
トムは、『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟がメガホンを取った主演最新作『チェリー』が、Apple TV+にて3月12日より配信予定。(西村重人)