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ジェームズ・ガン、新スーサイド・スクワッドにジョーカー不在の理由を説明

『スーサイド・スクワッド』のジョーカー
『スーサイド・スクワッド』のジョーカー - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が手掛ける、DC映画最新作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』。DCの悪役たちが集結する本作に、人気キャラクターのジョーカーが登場をしない理由を、ガン監督が The New York Times に明かしている。

サメにも注目!『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』予告編

 本作は、スーパーヒーローを苦しめた悪役たちが、減刑をかけて命懸けのミッションに挑むアクション大作。すご腕スナイパーのブラッドスポート(イドリス・エルバ)や、平和のためには誰でも殺すピースメイカー(ジョン・シナ)など個性豊かな悪党に加え、ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーや、リック・フラッグ役のジョエル・キナマンなど、デヴィッド・エアーが監督した2016年版の『スーサイド・スクワッド』のキャストも出演。しかし、ジョーカーを演じたジャレッド・レトーは含まれていない。

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 EW.comによると、プロデューサーのピーター・サフランは、本作が1970年代のハードコアな戦争映画がベースにあると語っており、予告編からもその雰囲気が伝わって来る。ガン監督は、銃弾が飛び交う血まみれの戦争に、ジョーカーは登場できないと考えたようだ。 ジョーカーの登場を検討したか尋ねられたガン監督は、こう断言している。「ジョーカーはないよ。僕はジョーカーがスーサイド・スクワッドにいる理由がわからないんだ。彼はこの映画みたいな戦争状態では、何の役にも立たないだろう」

 またガン監督は、例えデヴィッド・エアー版のキャラクターが登場していても、本作は前作の影響を受けていない、独自の作品でもあるとも語っている。「僕は完全に独自の映画にしたかったんだ。ワーナーからこの映画をやってほしいと言われた時、前の『スーサイド・スクワッド』を観て、彼らにどの要素を残した方がいいか連絡したら、『何もない』と言われた。もしマーゴット(のハーレイ)が出てくれたらうれしいが、彼女が出なくてもいい。全て新キャラでもいいし、同じメンバーでもいいんだってね」

 レトーの演じたジョーカーをめぐっては、2016年版の『スーサイド・スクワッド』から、数多くのシーンがカットされたことを、エアー監督がTwitterで明かしている。今年発表された『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』では、ジョーカー演じるジョーカーのシーンが追加されている。(編集部・入倉功一)

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