『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にスタン・リーがカメオ出演するとしたら…?製作陣が回答
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年1月7日公開)のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギとエイミー・パスカルが、スパイダーマンの生みの親である故スタン・リーさんのカメオ出演ついて語るインタビュー映像が公開された。
【動画】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』インタビュー映像(プロデューサー)
コミックアーティストの故スティーヴ・ディッコさんと共にスパイダーマンを生み出したスタンさんは生前、ほぼ全てのマーベル映画にカメオ出演することがお決まりとなっていた。『スパイダーマン』映画でもサム・ライミ監督やマーク・ウェブ監督による過去シリーズはもちろん、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版の1作目『スパイダーマン:ホームカミング』にもカメオ出演している。
インタビューで「もしスタン・リーにこの作品のカメオ出演をお願いするなら、どのシーンですか?」と質問を受けたエイミーは、「まだお見せしていないラストシーンに出てほしかった」と即答する。それに対して、想定外の質問だったというケヴィンは「スタンが亡くなったことは今も信じられない。どの場面でもいいからカメオ出演してほしかった」とシリーズ完結編となる本作でのスタンさん不在を惜しんだ。
一方で「ある意味スタンは、全シーンに存在している」とも語ったケヴィン。「彼とスティーヴ・ディッコのスピリットが全てのコマに入っているよ」と原作者をリスペクトする作品に仕上がっていることを明かした。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、主人公ピーター・パーカー(トム・ホランド)が、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の呪文によって開かれたマルチバースから襲来した歴代ヴィランと激闘を繰り広げる、三部作の完結編。日本公開を前に、全世界累計興行収入は早くも10億ドルを突破している。(編集部・倉本拓弥)