ADVERTISEMENT

ウィル・スミス主演のNetflix映画、製作棚上げ バッドボーイズ新作も保留に

受賞スピーチで涙ながらにアカデミー関係者に謝罪していたウィル・スミス
受賞スピーチで涙ながらにアカデミー関係者に謝罪していたウィル・スミス - Neilson Barnard/Getty Images

 ウィル・スミスが主演を務めるNetflix新作映画『ファスト・アンド・ルーズ(原題) / Fast and Loose』の製作が棚上げになったと、The Hollywood Reporter が独占で報じた。

【写真】ウィル・スミス、激怒の瞬間

 スミスは第94回アカデミー賞授賞式(現地時間3月27日)で、脱毛症に苦しむ妻ジェイダ・ピンケット=スミスの髪型をネタにした、プレゼンターのクリス・ロックの顔に平手打ちを食らわせた。米映画芸術科学アカデミーは、「不適切な身体的接触、罵倒または脅迫行為、アカデミーの品位を損なう行為など、アカデミーの行動規範に対する違反があったとして懲戒手続きを開始しました」とスミスの行動を非難しており、その後スミス自らがアカデミー退会を表明した。

ADVERTISEMENT

 『ファスト・アンド・ルーズ(原題)』は記憶喪失の男を巡るアクションスリラーで、スミスは犯罪組織のボスとCIAエージェントの二つの顔を持つ男を演じる予定だった。監督には『デッドプール2』のデヴィッド・リーチが就任していたが、米ユニバーサルが製作するライアン・ゴズリング主演映画『フォール・ガイ(原題)Fall Guy』に専念するため、アカデミー賞前に降板。後任監督探しが急ピッチで進められていたものの、授賞式での騒動を受け、Netflixは作業の中断を決意したという。同作が他の俳優を起用して製作されるかどうかは不明だ。

 また米ソニー・ピクチャーズが製作する、スミス主演の人気シリーズ『バッドボーイズ』第4弾の製作も保留に。スミスは授賞式前に、続編の脚本40ページ分を受け取っていたと報じられている。

 スミスの主演作はその他、Apple TV+の新作スリラー『エマンシペーション(原題) / Emancipation』が待機中。すでにポストプロダクション作業に突入しているが、配信日は未定。また2007年公開の人気SF『アイ・アム・レジェンド』続編も企画が進んでおり、スミスも続投予定となっている。(編集部・倉本拓弥)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT