『007』ジェームズ・ボンドのテーマ作曲家、94歳で死去
人気スパイ映画『007』シリーズで使用される「ジェームズ・ボンドのテーマ」を手がけた作曲家モンティ・ノーマンさんが現地時間11日、亡くなった。94歳だった。ノーマンさんのオフィシャルサイトは、病気との短い闘病の末、息を引き取ったと発表している。
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ノーマンさんは1928年4月4日、イギリス・ロンドン生まれ。1950年代にビッグバンドシンガーとして活動を始めた後、作曲家として主にミュージカル作品の楽曲を手がけた。1962年、故ショーン・コネリーさんがジェームズ・ボンドを演じたシリーズ第6作『007/ドクター・ノオ』のために作った「ジェームズ・ボンドのテーマ」は、映画を象徴する一曲として、アレンジを変えながら現在も使用されている。
『007』シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリさんとマイケル・G・ウィルソンさんは現地時間11日、作品の公式Instagramを通して声明を発表。「本日、モンティ・ノーマンさんが亡くなったことを知りました。モンティさんは世界最高の諜報員007の入口となる象徴的なアンセムを生み出しました。彼のフランチャイズに対する貢献に心から感謝致します」と追悼した。(編集部・倉本拓弥)