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松本潤、家康生誕の地に格別な思い

岡崎城前にて杉野遥亮、松本潤、山田裕貴
岡崎城前にて杉野遥亮、松本潤、山田裕貴

 大河ドラマ「どうする家康」の初回放送日の8日、主演の松本潤をはじめとするキャストが、物語の主な舞台の一つである岡崎で行われた囲み取材に応じ、この地への思いを語った。

【画像】クランクイン時の松本潤

 大河ドラマ第62作となる「どうする家康」は、徳川家康の生涯を「コンフィデンスマンJP」シリーズや映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)などの脚本家・古沢良太が新たな視点で描く物語。取材会には、家康を演じる松本のほか家康の家臣を演じる山田裕貴 (本多忠勝役)、杉野遥亮 (榊原康政役)が参加。取材は、家康の生地である岡崎城がそびえ立つ岡崎公園で行われた。

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 松本は岡崎という土地について「やはり生誕の地ですからここにくると初心にかえるじゃないですけど、家康公を演じるにあたっての所信表明というか、気持ちみたいなものを思い出すことはあります」と格別な思いを明かす。「あとは街中でもロケをさせていただいているので、家康公への愛の熱さは感じますし、今の時代のゆかりの方が残っていらっしゃるというのを肌で感じる機会があったので、それはすごいなあと。歴史は続いているんだと思いました」と続けた。

 愛知県出身の山田は「小さい頃は野球をしていたこともあって球場に試合をしに行ったり、岡崎の八丁味噌にお世話になったりしたのですが、本当にこの大河の自分の役柄としても忠勝さんが生まれた土地なんだなあとかみしめてまわりながらこの地にあらためて来たことによって、また違う感覚があって。すごくこの地の空気を感じることで少しでも本多平八郎忠勝に近づけたらいいなあみたいなことを思いながら歩いていたんですけど、そういったことを感じられたのはすごく力になりましたね」と幼いころから慣れ親しんだ“ホーム”への愛をにじませた。

 一方、岡崎は初だという杉野は「来る途中寝てしまったので……」とぶっちゃけながら「今日はここで(イベント)3度目なんですけど、身が引き締まった思いです」と笑顔を見せた。(編集部・石井百合子)

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