元TOKIO山口達也さんが会社設立 事件・事故謝罪&活動内容も明かす
元TOKIOの山口達也さんが、株式会社山口達也を設立したことを明らかにした。19日にホームページが公開され、22日にTwitterが開設された。
山口さんは、1988年にジャニーズ事務所に入所し、1994年にTOKIOのメンバーとしてCDデビューを果たした。しかし、2018年に、強制わいせつ容疑で書類送検され、ジャニーズ事務所を退所。2020年には道路交通法違反(酒気帯び運転)で現行犯逮捕された。
ホームページには、山口さんの写真に「私がこの度患っている『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました。この病気と一生付き合って行こうと決めました。この病気を克服する方法はただ一つ、『アルコールを一生一口も飲まない』事です」とコメントが添えられている。
そして、「2018年、2020年に私が起こしてしまった事件、事故につきまして、誠に申し訳ございませんでした。改めてお詫び申し上げます」と謝罪。「今は何故このような事態を招いたのか深く反省を続け、自戒をしつつ日々過ごしております。当時の私は、社会的影響力が強い立場でありながら、私に関わる全ての人々の信頼を損ね、又その報道を通じて多くの方々に不快な思いをさせてしまいました。どれだけ謝罪をしても、犯した罪を消せる訳ではありません。犯した罪を真摯に受け止め、同じ過ちを犯さぬよう歩んでいく所存です。重ねてお詫び申し上げます」とつづられている。
また、会社概要には、「これまでの経験を活かし『アルコール依存症の周りにいる方々』、『依存症全般』に対する講演活動また自分の経験を活かした『企業向けの危機管理セミナー』を開催したいと考えています」と記され、事業内容は、「各種依存症者向け講演活動」「企業向け各種危機管理セミナー」「SDGs活動のアドバイザー」などとしている。
ほかにも、2021年にアルコール依存症者の自助グループに参加したことや、2022年には「ASK認定 飲酒運転防止インストラクター資格」「JDAP認定 メンタル心理カウンセラー資格」「ASK認定 依存症予防教育アドバイザー資格」を取得したことなども明かされている。
さらに、山口さんの兄のコメントも。「弟が事件を起こしてから約5年が経とうとしています。彼がアルコール依存症から立ち直ろうとしている姿を傍で見ていました。しかし残念ながら、再度アルコールでバイク事故を起こしてしまいました。私にとって自慢の弟でしたが、若い頃から過度な飲酒の傾向があったように思います。いつしか彼はいくら酒を飲んでも気持ち悪くなることもなく、吐くこともなく、目が回ることも無くなっていました。要はアルコール摂取のブレーカーが壊れてしまい、いくらでも飲むことが出来る体になっていました。しかしある一定の量を超えるとブラックアウトして体は動くが記憶がない状態になっていました。私は、兄として弟が『一生アルコールを口にしない』という言葉を信じたいと思います。弟は、依存症当事者はもちろんですが、特に依存症者の周りで苦しんでいる方々の助けになれるよう 講演活動などを中心にやっていきたいと話しております。何卒ご理解の程お願いいたします 2023年3月19日 山口達也 兄」と掲載されている。