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高橋一生、仏ロケで現地“ジョジョ愛”に感動!「幸福な気持ちになった」

高橋一生
高橋一生

 俳優の高橋一生が25日、国立新美術館で行われた主演映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日公開)の完成報告イベントに、飯豊まりえ長尾謙杜なにわ男子)、安藤政信渡辺一貴監督と共に出席。パリ・ルーヴル美術館での撮影も実現した本作だが、現地のスタッフやキャストの“ジョジョ愛”を感じて「ことさら幸福な気持ちになった」と笑顔を見せた。

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 本作は、シリーズ累計発行部数1億2,000万部超を誇る荒木飛呂彦の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフ「岸辺露伴は動かない」を、高橋一生主演で実写ドラマ化した制作チームが再集結して挑んだ劇場長編映画。フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、荒木初となるフルカラーの読切で描かれた人気エピソードを原作に、露伴が「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う姿を描く。ルーヴル美術館をはじめ、ポン・デ・ザールやシャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門など、名だたる名所での大規模なロケが行われた。ルーヴル美術館での映画撮影の許可が下りるのは異例で、日本映画では『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』以来2作目とのこと。イベント前日となる24日に映画が完成した。

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 映画化が決まったときの感想を聞かれた高橋は、「ドラマがシリーズ化する以前、1作目を撮らせていただいているときに、一貴さんに演出をつけていただいて、お芝居をやって『今のは面白かったです』と言っていただける中で、『それはルーヴルの撮影のときに残しておいてください』と言われることがあった。雑談、冗談として夢想していた」とあくまで夢の話として、渡辺監督と『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の話をしていたと回想。「あれよあれよという間に反響をいただいて、2期、3期とやっていく間に自然とルーヴルの話になった。雑談が本当になっていく感覚は、不思議でした」と夢が叶った感慨について語った。

 パリでの撮影も実現し、「すばらしいプロフェッショナルな仕事ぶりを見せていただいた。安心して、リラックスした中でお芝居ができた」と現地のスタッフやキャストに感謝した高橋。「キャストさんも『ジョジョが好き』だと言ってオーディションを受けている方もいた。アドリブでお芝居をされているシーンがあるんですが、現地語がわかる方に『何をしゃべっているのか』と伺ったら、ジョジョらしいセリフを、アドリブで作ってくださっていた。すごく愛されている作品で、みなさんで愛を持って作品づくりをされていると感じた」と“ジョジョ愛”を感じられる現場だったそうで、「ことさら幸福な気持ちになった」としみじみと振り返っていた。

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 昨日行われた初号試写で完成作を観たという高橋は、「サスペンスであり、ホラーであり、ヒューマンであり、カテゴリー分けもできないような作品。僕が理想としていた映画が、随所に詰まっているような素敵な作品になっていると思います」と自信をのぞかせ、「あまり自分の作品を何度も観るようなタイプではないんですが、昨日初号を観たときに、ある一定の距離感を持って作品として観られたような気がした。それは卓越したスタッフワークと、監督の演出手腕と、キャストの皆さんがつくり上げてくださった世界の中で、自由に泳いでいられたからだと思っています。その静謐な世界観を感じていただけたら」とアピールしていた。(取材・文:成田おり枝)

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