「新宿野戦病院」聖まごころ病院がイケメン頼りになる一方…横山役・岡部たかしの扱いに「最高すぎる」の声
小池栄子と仲野太賀がダブル主演を務め、宮藤官九郎が脚本を手掛けるフジテレビ水10枠新ドラマ「新宿野戦病院」(毎週水曜22時~22時54分)の第2話が10日に放送され、劇中のユーモアあふれるやりとりがSNSで反響を呼んでいる。(ネタバレあり。以下、第2話の展開に触れています)
小池栄子がシャンパンタワー!「新宿野戦病院」第2話フォトギャラリー
本作は、新宿・歌舞伎町の路地に建つ「聖まごころ病院」が舞台の医療エンターテインメント。ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、難民などさまざまな背景を持つ“ワケあり”の患者たちが多く集まる病院に、突如として現れたアメリカ国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)が、チャラい美容皮膚科医の高峰享(仲野)ら個性豊かな医師たちと共に、歌舞伎町の闇を明るく照らし出す存在となっていく。
第2話では、ヨウコが外科医として働くことになった聖まごころ病院に、鎮痛剤を大量に摂取したトー横キッズの少女・マユ(伊東蒼)や、鼻の奥にワイヤレスイヤホンが詰まってしまった10歳の男の子が搬送されてくる。イヤホンは無事に取り出され、マユは母親のカヨに連れ戻されたのだが、彼女はある悩みを抱えていて……。そんななか、聖まごころ病院の性感染症内科医・田島琢己(馬場徹)は、「歌舞伎町顔面偏差値テストの結果発表!」に選出されたことで、あるホストと女性患者を巡るトラブルに見舞われるという展開が描かれた。
「顔面偏差値テスト」で7位に入った田島のもとには女性患者が殺到。聖まごころ病院も田島のビジュアル頼みとなり、院長・高峰啓介(柄本明)の娘・はずき(平岩紙)は、病院のホームページを田島の写真をどデカく前面に押し出したデザインに更新。一方で、啓介、田島、小児科医・横山勝幸(岡部たかし)の写真は小さく端に追いやられてしまう。
しかし田島は、自分が診察した女性リリカ(寺本莉緒)に手を出したと、彼女が通うホストクラブ「イケメン牧場」の人気No.1ホスト、DDことダイスケ・ダルメシアン三世(細貝圭)に因縁をつけられてしまう事態に。「俺の姫に手ぇ出しやがって!」と迫るDDに対して田島は「抗生物質は出してるけど手はだしてまてーん!」と応酬。宮藤ならではの言葉遊びにXでは視聴者から「抗生物質は出してるww」「初めて聞いたセリフだな」などの声があがった。
一触即発かと思いきや、DDは美容整形に興味があるらしく、そこに現れた高峰が、DDに整形をおススメする展開に。高額の施術を取り付けた田島が「美容と性病の両輪」で病院を回せると豪語するなか、はずきも早速ホームページを更新。田島と高峰がホストのように並ぶデザインにリニューアルされる一方、横山の顔写真はさらに端に追いやられ、何故か目隠しまでされるハメに。「おい! なんで俺顔出しNGなんだよ!」と突っ込む横山に、はずきは「ビューティー&セクシーだからよ! それ以上言わせないで」と返答。おかしくもあまりな横山の扱いに、視聴者からはXで「ホームページ写真に顔出しNGはだめだろ」「ホームページのくだり最高だなww」「横山先生の顔出しNGホームページ最高すぎるwww」などの声が寄せられていた。(西村重人)