TOCHKA(トーチカ) (2008):作品情報
TOCHKA(トーチカ) (2008)見どころ
北海道根室市の海岸に実際に残存する、太平洋戦争末期に建造された戦争遺跡のトーチカ群を舞台に、不意の出会いを遂げる1組の男女が織り成すドラマ。根室にゆかりのある松村浩行監督がメガホンを取り、同じ一つの場所を仲立ちとした人と人との出会いの物語を紡ぐ。主演は『犬猫』の藤田陽子と、『BALLAD 名もなき恋のうた』の菅田俊。広大な根室の荒野を背景に、ほぼワンロケーション、まなざしと言葉で魂を通わす彼らの好演が光る。
あらすじ
日本最東端、ロシア国境の街・根室の海岸沿いの荒野に、一人の男(菅田俊)が、潮風にさらされるがままの朽ちた廃墟のトーチカ群を見すえたまま、じっとたたずんでいた。その光景を、戦争遺跡の写真を撮っているという女(藤田陽子)が偶然目撃するが、その男はあたかも女のまなざしから逃れるように謎の言葉を残して、その場から立ち去ってしまう。
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- トーチカ・ユニオン
- 技術
- カラー/ステレオ/DVカム
- リンク
- 公式サイト