助演男優賞ノミネート
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ロバート・デュヴァル『ジャッジ 裁かれる判事』(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
- 1931年1月5日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
ニューヨークで数多くの舞台に立ちキャリアを積んだ後、1962年の映画デビュー作『アラバマ物語』で注目を浴びた。以後、『ゴッドファーザー』、『ゴッドファーザー PART II』や『地獄の黙示録』などフランシス・フォード・コッポラ監督作品で、名バイプレイヤーとして絶大な存在感を発揮して演技派の地位を確立。『テンダー・マーシー』で念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞した。今回は7度目のノミネートで2度目の受賞となるか?
主な出演作-
クレイジー・ハート(2009)
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テンダー・マーシー(1983)
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地獄の黙示録(1979)
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ゴッドファーザー(1972)
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イーサン・ホーク『6才のボクが、大人になるまで。』
- 1970年11月6日生まれ
- アメリカ・テキサス州生まれ
14歳で映画デビューするが、学業に専念するため活動を休止。その後『いまを生きる』で復帰し、『リアリティ・バイツ』『ガタカ』などでスターとなる。『恋人までの距離(ディスタンス)』のリチャード・リンクレイターとのコラボが有名で、共同脚本を手掛けた2本の続編『ビフォア』シリーズでアカデミー賞脚色賞にノミネート。今回は盟友リンクレイターの監督作で、『トレーニング デイ』に続く2度目のアカデミー賞助演男優賞候補となる。作品の評価の高さが追い風となるか。
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エドワード・ノートン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
- 1969年8月18日生まれ
- アメリカ・マサチューセッツ州出身
オーディションで選ばれ映画デビューを果たした『真実の行方』でいきなりアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ注目される。『ファイト・クラブ』など脇でクセのある役を演じて強烈な印象を残すことが多いが、ラブコメからアメコミヒーローまで演技の幅は広い。今回は『アメリカン・ヒストリーX』での主演男優賞以来、3度目のアカデミー賞ノミネート。前哨戦でも善戦しているので受賞の可能性は十分ある。
主な出演作-
グランド・ブダペスト・ホテル(2013)
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ファイト・クラブ(1999)
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アメリカン・ヒストリーX(1998)
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真実の行方(1996)
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マーク・ラファロ『フォックスキャッチャー』
- 1967年11月22日生まれ
- アメリカ・ウィスコンシン州出身
長い下積み時代に舞台で経験を重ね、2000年の『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』で注目され、数々の賞を受賞。以後、『エターナル・サンシャイン』や『ゾディアック』など話題作に出演し、『アベンジャーズ』のハルク役でも人気が高い。アカデミー賞作品賞ノミネート作『キッズ・オールライト』など、インディペンデント映画での味のある演技に定評があり、今回も並み居る強豪を相手にじわじわと存在感を増している。
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J・K・シモンズ『セッション』
- 1955年1月9日生まれ
- アメリカ・ミシガン州出身
モンタナ大学で作曲を学んだ後、舞台に出演するようになり、1994年『サイレントナイト/こんな人質もうこりごり』で映画デビュー果たす。『スパイダーマン』シリーズの新聞編集長役など、名バイプレイヤーとして活躍。長寿刑事ドラマ「LAW & ORDER ロー&オーダー」や「クローザー」など、テレビシリーズでもおなじみ。今回は傑作ドラマ「OZ/オズ」を彷彿(ほうふつ)させる怪演で気を吐き、初ノミネートにして大本命だ。