ランボーは最後ではない?20年ぶりの来日会見でスタローン、ミャンマー政権を厳しく非難!
7日、ペニンシュラ東京で映画『ランボー 最後の戦場』の来日記者会見が開催され、シルヴェスター・スタローン、共演者のジュリー・ベンツ、グレアム・マクタヴィッシュが出席した。スタローンの来日は映画『ロッキー・ザ・ファイナル』以来、約1年ぶりだが、ランボー役としての日本上陸は20年ぶり2度目となる。【関連写真はこちら】
この日は、会見時間がわずかしかなかったうえに、スタローンの登壇が10分ほど遅れたため、非常に慌ただしい進行となってしまった。現場では、司会者と携帯電話片手のスタッフ数名が連携しながら、何とか時間内に会見を終わらせようと必死の形相。その緊迫した雰囲気は、まさに戦場そのものだった。
一方、会見の主役であるスタローン本人は、マスコミの熱烈な歓迎ぶりに終始ご機嫌。何とか彼にマイクを握らせようと奮闘するスタッフを尻目に、スタローンは力強い生声で質疑応答に臨んだ。「ロッキーと同様に、前作に満足していなかった」と自ら監督、脚本も手掛けた理由を語るスタローン。先日、舞台となったミャンマーが大型のサイクロンに見舞われた件に触れ「軍事政権が何もしていない事実が露見した。サイクロンは悲劇だが、この映画同様、世界がミャンマーに目を向ける機会になったと思う」と熱のこもったコメントで、作品の社会的意義を語った。
また、さらなる続編の可能性も示唆し「今、メキシコで500人近い女性が行方不明になっている。今度は彼女たちを救出するストーリーを考えているんだ」と60歳を超えてなお熱きヒーローとして活躍し続けたいと抱負を語ったスタローン。会見はあっという間に終了し「えっ、もう終わりかい?」と名残惜しそうな表情を浮かべていた。
『ランボー 最後の戦場』はミャンマー軍に拉致されたボランティア団体のメンバーを救出するため、ランボーが現地で壮絶な戦いを繰り広げるハードアクション大作。残虐なシーンが多いため、15歳未満は鑑賞できないR-15指定となっている。
映画『ランボー 最後の戦場』は5月24日より日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にて全国公開
オフィシャルサイト rambo.gyao.jp
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