ジョナサン・デミ、ボブ・マーリィ伝記映画を監督
ジョナサン・デミ監督が、ボブ・マーリィの伝記映画でメガホンを取るとハリウッド・レポーター紙が伝えた。同伝記映画は以前マーティン・スコセッシが監督候補に挙がっていた作品で、タイトルは現在のところ未定で、映画はマーリィの生誕65周年記念にあたる2010年2月6日に世界公開される予定だ。
ボブ・マーリィは、1981年に脳腫瘍(しゅよう)で36歳の若さで亡くなったジャマイカ出身のミュージシャンで、レゲエを世界に広めた最大の功労者であり、レゲエの神様と呼ばれている。死後もマーリィの音楽は多くのミュージシャンに受け継がれていて、いまだに世代を超えて愛されている。
アカデミー監督賞を受賞した映画『羊たちの沈黙』の印象が強すぎて、監督作に恵まれていない感があるデミ監督だが、2006年にはロック界の伝説の歌手ニール・ヤングのコンサートに密着したドキュメンタリー映画『ニール・ヤング/ハート・オブ・ゴールド ~孤独の旅路~』を監督し、高い評価を得ている。