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美しすぎて今まで目立たなかったセクシー女優ケリー・ラッセルが奇跡の開花!

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ジョナサン・リス=マイヤーズとケリー・ラッセル映画『奇跡のシンフォニー』
ジョナサン・リス=マイヤーズとケリー・ラッセル映画『奇跡のシンフォニー』 - (C) 2007 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 そのあまりに整い過ぎた顔立ちのために、さまざまな映画に出演しながらも個性を発揮できなかった女優のケリー・ラッセルが新作映画『奇跡のシンフォニー』で女優としての才能をついに開花させている。

映画『奇跡のシンフォニー』写真

 ケリーはアメリカではテレビドラマ「フェリシティの青春」で、人気を博し、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞まで受賞しているが、日本ではその存在があまり知られていない。昨年公開された『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』では堂々の主役を張ったが、それで彼女を記憶に残したという日本人はそんなにいなかったハズ。唯一、映画『M:i:III』でスカーレット・ヨハンソンが演じる予定であったイーサン・ハント(トム・クルーズ)の美しいまな弟子を演じ、その存在感を世にアピールしたことぐらいだろうか。

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 ケリー本人はサバサバした性格で気取ったところがまったくなく、昨年大工をしている一般の男性と結婚しているという性格美人でもある。しかし彼女の唯一の欠点は、その整い過ぎた美しさだ。その美しい顔が逆にあだとなって、あまり印象に残ることがないというかわいそうな女優であった。

 しかし、週末より公開される『奇跡のシンフォニー』では、苦悩する孤高のチェリストを哀愁と美しさを持って演じ切り、新境地を開拓したといえる。ジョナサン・リス=マイヤーズ演じるミュージシャンと一夜を共にしたことで宿した息子をフレディ・ハイモアが演じ、そのすれ違う親子関係をロビン・ウィリアムズテレンス・ハワードなど個性派を絡め描いた感動作に仕上がっている。

 若いウチには目立たなかったケリーだが今年32歳になり子どもも生まれ、人生の酸いも甘いも知ったいま、大人の女性をこれからもケリー流で演じていってくれることに期待したい。

映画『奇跡のシンフォニー』は6月21日より日比谷スカラ座ほかにて全国公開

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