「きかんしゃトーマス」のナレーター、名コメディアンのジョージ・カーリン死去
毒舌で知られる伝説的なコメディアン、ジョージ・カーリンがカリフォルニア州の病院で亡くなった。71歳だった。「きかんしゃトーマスとなかまたち」のナレーターや映画『カーズ』でフィルモアの声を演じるなど、一見ファミリー・フレンドリーなイメージもあるジョージ。しかし、サタデー・ナイト・ライブの最初の司会者を務めたジョージが最も知られるのが、“テレビでは絶対に言えない7つの言葉”というネタ。この7つの言葉全部を舞台で言ったところ、治安妨害で逮捕されてしまった。また、このネタをニューヨークのラジオ局が放送したところ、アメリカ最高裁が、不快な言葉の放送に対し、政府が放送局を制裁できる権限を支持する判決を下すほどのおおごとになったことで有名。
映画『ドグマ』『世界で一番パパが好き!』などに出演しているジョージは、第11回アメリカン・ユーモアに対するマーク・トウェイン賞を受賞することが先週発表され、11月に授賞式が行われるはずだった。