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酒好きにはたまらない!アラン・リックマンとビル・プルマンの『ボトル・ショック』

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左からビル・プルマンとアラン・リックマン
左からビル・プルマンとアラン・リックマン - Photo:Nobuhiro Hosoki

 今から約30年前の1976年に開催されたパリ万博で、招待されたカリフォルニアのワインがフランスの名高いワインを抑えて、ブラインド・テイスティングで見事1位になった。このたび、その歴史的快挙を成し遂げた実話が映画『ボトル・ショック』(原題)として映画化され、パリのアカデミー・デュ・ヴァン創始者でもあるスティーヴン・スパリアーを演じたアラン・リックマンと、ワイン・シャトー・モンテレーナを作りあげたジム・バーレットを演じたビル・プルマンに話を聞いた。

 この映画に参加した理由についてアランは「イギリス出身のわたしは、この史実についてまったく知らなかった。だが脚本には複雑な人間関係とこっけいで豊かなキャラクターが描かれていて、一気に読んでしまったよ。それと撮影場所のカリフォルニア・ナパヴァレーにもほれてしまったんだ」と撮影当時を振り返るように語った。当初ワインについて無知であったアランだが、撮影終了後にはいっぱしのワイン通になったようで「レストランで頼んだワインが気に入らなかったら、ちゃんと返せるようになったんだ。若いころはそれを我慢して、最後まで飲み続けたが、今はコルクのにおいがきつくワインに残ってしまっているようなシロモノは返せるようになったよ(笑)」と満足気に語った。

 一方のビルはランドール・ミラー監督と脚本家のジョディー・サヴィン夫婦について「アランとともに僕らは本当に彼ら夫婦を尊敬しているよ。彼らはすべての面でかかわり合いながら、お互いクリエイティブな製作をしているよね。しかも二人の子どもを育てながらでの状況で(笑)。僕はこれまでこのような環境で働いたことがなかったからなおさらだよ」と絶賛のコメントを寄せた。

 本作は8月8日からアメリカで公開されている。日本公開の際にはワイン好き必見の作品となるだろう。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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