ホラーの巨匠ジョン・カーペンター監督、久々の監督作決定
ホラー映画の巨匠ジョン・カーペンターが久々にメガホンを取ることが決まった。映画サイトShockTillYouDropとハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、新作映画『ザ・ウォード』(原題)でカーペンター監督がメガホンを取るとのこと。映画は、邪悪な幽霊のいる精神病院に閉じ込められてしまった若い女性を主人公にしたサイコ・ホラーで、主演は映画『スタンドアップ』『スモーキング・ハイ』の美女アンバー・ハードが務める。撮影は5月から開始される予定だ。
本作は、カーペンター監督にとって2001年の映画『ゴースト・オブ・マーズ』 以来の監督作品となり、ハリウッドでも話題になっている。現場復帰となるカーペンター監督は、「『ザ・ウォード』の脚本はわたしがずっと探し求めていた脚本なんだ。複雑で本能的なストーリーで、不安と恐怖が盛りだくさんだ」とMTVに対して語っている。アンバーのヒロイン起用もカーペンター監督は喜んでいるようで、「特にアンバーと一緒に仕事ができることはとても喜ばしい。彼女なら力強い演技を見せてくれるはずだ」と話した。
カーペンター監督のホラー映画の絶叫ヒロインといえば、映画『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティスが有名で、彼女のブギーマンに対する絶叫シーンは評価が高く、長い間「絶叫クイーン(スクリーム・クイーン)」と呼ばれていた。アンバーも、新たな絶叫クイーンになれるよう頑張ってもらいたいものだ。