ADVERTISEMENT

『おくりびと』だけではない!アカデミー賞にノミネートされた日本の短編アニメ!

第81回アカデミー賞

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
加藤久仁生監督
加藤久仁生監督 - (c)ROBOT

 アカデミー賞短編アニメ部門にノミネートされた日本映画『つみきのいえ』の加藤久仁生監督に話を聞くことができた。本作は、地球温暖化のテーマも秘められた完成度の高い作品で、建物がほとんど水没している土地で暮らす老人が、水中にある家族の思い出が詰まった部屋を訪れるというもの。

 「主人公の孤独なおじいさんの生活を淡々と描くことで、人生を象徴的に表現し、生きる中で大切にしているもの、また失われて過ぎ去ったものに対して、どういう姿勢を取るのかを考えるきっかけになる作品にしたかったんですよ」と制作意図を語る加藤監督。これまでに、ウェンディ・ティルビィー監督とアマンダ・フォービス監督の短編映画『ある一日のはじまり』や、マーク・ベイカー監督の短編映画『ザ・ヒル・ファーム』(原題)、ジャン=ピエール・ジュネ監督の映画『デリカテッセン』などに影響を受けたという。
 
 現在、加藤監督は映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで知られる映像製作会社ROBOTに務め、オリジナルコンテンツの映像作品の企画制作、CMやWebなどのアニメーションの制作をしているという。最後に、アカデミー賞ノミネートについて率直な感想を聞いてみた「エンターテインメントの本場アメリカのアカデミー賞にノミネートということで、大変ありがたく思っています」とコメントしてくれた。アカデミー賞は、現地時間2月22日(日本時間23日)にロサンゼルスのコダックシアターで行われる。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

絵本「つみきのいえ」は白泉社より発売中(税込み:1,470円)
DVD『つみきのいえ』は東宝より発売中(税込み:1,995円)

ADVERTISEMENT
  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT