オスカーから帰国後、父親からボコボコにされた『スラムドッグ$ミリオネア』の子役
アカデミー賞作品賞など8部門を制した映画『スラムドッグ$ミリオネア』の子役が、公衆の面前で父親からなぐるけるの暴行を受けたとイギリス・サン紙が報じた。
父親に殴られたのは、兄サリムの子ども時代を演じたアザルディン・モハメッド。アザルディンはほかのキャストやスタッフと一緒にロサンゼルスでのアカデミー賞授賞式に出席し、帰国。インドのムンバイにある自宅前でレポーターを含む大人数を相手に話をしていたが、そこはまだ8歳。疲れてしまったのか「もう今日はレポーターとは話したくない」と口を閉ざしてしまった。
サン紙によると、これを見た父親は激怒し、約30秒にわたって、アザルディンをひっぱたき、けり、母親は泣きながら夫を止めようとしていたとのこと。メディアでは、泣きながら顔をおさえているアザルディンの写真が報じられ、まるで『スラムドッグ$ミリオネア』の1シーンのようだったと目撃者は語っている。
その後、父親は、「非常に申し訳なかったと思っている。息子の帰国に混乱し、ストレスもあって正常な状態ではなかった」と釈明し、謝罪したらしい。