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“男性のアソコ”のようなエイリアンが登場?「X-ファイル」の監督が作ったチープなモンスター映画!

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R・W・グッドウィンと名脇役ダン・ローリア Photo:Nobuhiro Hosoki
R・W・グッドウィンと名脇役ダン・ローリア Photo:Nobuhiro Hosoki

 日本でもヒットしたテレビドラマ「X-ファイル」のエグゼクティブプロデューサーを務めたR・W・グッドウィンと名脇役ダン・ローリアが、新作映画『エイリアン・トレスパス』(原題)について語ってくれた。本作は、1950年代にはやったモンスター映画を当時のような映像と撮影方法で製作した、モンスター・ムービーだ。

 グッドウィンは「僕は1950年代のSF作品が大好きで、安っぽい要素と優れた要素を集めてオリジナルストーリーを作ってみようと思ったんだ。なぜ今さらと思うかもしれないが、この映画には過去に振り返させられるものがたくさん詰まっているよ。どこか静かで、落ち着いていて、楽観的なものの見方をしていた1950年代をね。あのころは役者もスタッフもみんなかなり真剣で、これまでになかったものを作ろうと躍起になっていた。もちろんそれは今観たらチープに思えるだろうけど、それがまた面白くもあるんだ」と本作の製作意図を語ってくれた。

 劇中に登場するチープなモンスターについて「あえていうなら、7フィートある男のイチモツに目が付いたモンスターかな(笑)? あらゆる生物を飲み込んで、すべて水にしてしまうのさ! こんなものが実際襲ってきたら怖いけど、映像で見たら爆笑だろう?」と満足気な様子のグッドウィン。一方、30年以上のキャリアを持つダンは本作がとても懐かしかったと語る。「昔は、編集なしの長回しを多用するから、舞台出身の優れた俳優が必要だったんだ。でも今じゃ、若い連中は3ページくらいのセリフを見ると、すぐに監督に長いと抗議さ。「リチャード3世」みたいな舞台劇を長いと言うんだと教えてやりたいね」と熱っぽく話してくれた。

 最後に「X-ファイル」の続編の可能性についてグッドウィンは「まだ未定だね。クリエーターのクリス・カーターとは今でも友だちだから、もし彼から何か聞いたら教えてあげるよ」と笑顔で返してくれた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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