『ウォッチメン』はコミック実写化の最高峰?押井守やFROGMANら日本のクリエーターが絶賛の嵐!
いよいよ日本公開を来週末に控えた映画『ウォッチメン』に、日本のクリエーターたちが絶賛のコメントを寄せている。
本作はグラフィックノベルが原作の映画『300 <スリーハンドレッド>』を大ヒットに導いたザック・スナイダー監督による、最新作。ヒーローが存在し、その活動が法で禁止された1980年代のアメリカを舞台に、彼らをターゲットにした殺人事件と、その真相に迫るべく集った元ヒーローたちの姿を描いていく。
実際の歴史的事件にヒーローたちを絡める斬新な設定や、ヒーローとは思えないウォッチメンたちの人間くささ。彼らの求める正義と平和は、これまでのヒーロー映画とは一線を画すもの。押井守は「憂鬱なアメリカンヒーローたちの魂の逆襲」と評し、映画『ガメラ』シリーズで知られる金子修介監督は「壮絶な刺激的映像で脳みそをかき回され、深いテーマに人類の未来を思い、観るべし映画と宣言」とコメントしている。また作家の福井晴敏氏は「『マトリックス』3部作を経て、ハリウッドはついに『ウォッチメン』に到達した」としており、映像作家のFROGMANも「ヒーローものかと思いきや、実は骨太なサスペンス・スリラー。これだけは言えます。面白い!」と絶賛の嵐だ。
アメリカでは3月6日に公開されるやいなや初登場第1位を飾っており、全世界のボックスオフィスでも1位にランクイン。またラスベガスで開催される“Showest 2009”で、ザック監督がDirector of the Yearに選ばれるなどいいことだらけのスタートを切った。日本でも爆発的ヒットとなるか? 公開が楽しみだ。
映画『ウォッチメン』は3月28日より丸の内ルーブルほかにて全国公開