宮崎あおい、次回作は人気漫画原作の恋愛映画でギターと歌にも初挑戦!
8日、ベルサール六本木にて、アスミック・エース エンタテインメント株式会社の2009年度から2010年度までの作品ラインナップ発表会が行われ、その中の2010年公開予定の映画『ソラニン』に主演する高良健吾と三木孝浩監督が登場した。
この人気漫画が原作の恋愛映画『ソラニン』で、主演カップルを演じるのは高良と宮崎あおい。宮崎は本作で初めてギターと歌を披露する予定だ。4月25日からのクランクインに向けて、今はレッスンに励んでいるという。あいにくこの日は宮崎は欠席だったが、本人からのビデオメッセージが流され「『(ヒロインの)芽衣子だったらどういう風に歌うだろう』と考えながらボイトレの先生と練習をしています。若い子が多い現場になるので、きらきらした、すてきな映画になるといいと思っています」とおなじみのキュートな笑顔で抱負を語った。
一方、高良は相手役の宮崎について「中学生のときから好きで尊敬しています。長く同居して、微妙な距離感のある恋人同士を演じるのは怖いような気もしますね」と緊張した面持ちで語った。三木監督も「これまで、宮崎さんはわりと芯(しん)のある、強い女性を演じられることが多かったと思います。今回のように、迷いや弱さを持った女性を演じるのは新鮮なのではないでしょうか。すごく楽しみですね」と国民的人気女優の新たな一面を引き出すことに意欲を見せた。宮崎の快進撃は、今後もますます続きそうだ。
『ソラニン』は、全2巻で累計50万部を突破した、浅野いにおによる人気漫画原作の青春恋愛映画。OL2年目で会社を辞めた芽衣子(宮崎)と、音楽の夢をあきらめられないフリーターの種田(高良)のカップルを通して現代に生きる若者のリアルな姿、誰しもが通る青春の痛みを温かい視点で描く。
映画『ソラニン』は2010年全国公開