「LAW & ORDER」のファン、テレビの捜査テクニックを使ってドロボウの逮捕に貢献
テレビドラマ「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」のファンで、テレビの制作会社にアシスタントとして勤務している女性がドラマで見た捜査テクニックを使ってドロボウの逮捕に貢献した。
アクセス・ハリウッドによると、この女性は24歳のジャスティーン・フェイス。彼女によると、6月のある日に新しい番組のアイデアを売り込みたいと男性が会社に来たという。売り込みに来る人は多いが、アポなしでは無理なため、手続き方法などを教え、電話をするように言ったらしい。しかし、男性はなかなか帰ろうとせず、色々な質問をしたり、DVDや番組宣伝用のグッズが欲しいと要求。「わたしを席から立たせようとしているようにしか見えなかった」という。その後、薬を飲むために水が欲しいと言ったため、プラスチックのコップで水をあげたとのこと。
やっと男性が帰った後、同僚のハンドバッグが非常階段で見つかり、サイフや携帯電話、iPodなどが盗まれていたことを知り、独自の捜査を行ったらしい。「せめて指紋は取れると思ってプラスチックのコップは取っておきました。ドラマから学んだことです」というジャスティーンは、男が使ったティッシュも一緒に警察に渡したところ、DNAから犯人が割り出され逮捕されたという。ニューヨーク・ポスト紙によると、男は10件の類似事件に関与している疑いもあるといい、大手柄となったようだ。
ジャスティーンは同ドラマでオリビア・ベンソンを演じているマリスカ・ハージティから「あなたの冷静沈着さには畏敬の念を覚えるわ」とお褒めの言葉ももらい大満足のよう。「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」のスポークスマンはジャスティーンを撮影現場に招待すると発表している。