南果歩がプライベートエッセイ発売イベントで渡辺謙との幸福な生活を初告白
25日、女優の南果歩がプライベートエッセイ「瞬間幸福」の出版を記念して有楽町の三省堂書店でPRイベントを行い、これまであまり語られてこなかった俳優・渡辺謙との私生活を笑顔で語った。
書籍の出版は、前作のエッセイ「眠るまえに、お話ふたつ」以来10年ぶりとなる南。今回発売されたプライベートエッセイ「瞬間幸福」は、雑誌「ミセス」で3年間連載された「日々是好日」を一部加筆してまとめられた一冊。夫・渡辺謙や息子について、1 年前のロサンゼルスでの生活などについてなど綴り、プライベート写真も多数掲載している。「サイン会は初めて、ドキドキしています」と笑顔で語る南は、涼しそうなワンピース姿で登場、書籍購入に集まったファン100人に対してサインや握手をするなど交流をはかっていた。
今夏公開の映画『インセプション』でレオナルド・ディカプリオと共演している渡辺からは、「君の人生が詰まっている最高の本ができて良かったね」とコメントをもらったという。夫については、「個条書きで選んだら結婚相手には選んでいなかったかもしれない」と語り、「彼の人間性に魅(ひ)かれ、結婚してもいいかな」と思ったとのこと。息子については、「俳優だけにはなりたくない」と話しているといい、「だけど画家と言ったらゴッホ。俳優と言ったらケン・ワタナベだね」と父親を尊敬していることも語り、それを聞いた渡辺は顔を真っ赤にしていたという家族愛あふれるエピソードを明かしていた。
ちなみに、夫のことを 「渡辺さん」と言う南。レポーターが「普段からそう呼んでいるのですか」と問うと、「いつもは下の名前で呼んでいます。新婚でもないのに……そういう質問しないで」と照れていた。ほかにも「家族とは?」という質問には、「支えになるけどいつもあるとは限らない存在。自分も努力しないとすぐになくなってしまうもの」と離婚経験のある南ならではの回答をしていた。「喜びは一瞬であとはつらいことが多い。その一瞬があれば生きていけるって思う。瞬間をとらえる力があれば明日は楽しくなる、そういうテーマでこの『瞬間幸福』を出版しました。今は本を皆さんに渡せることが幸せ」とアピールした。
書籍「瞬間幸福」は文化出版局より1,470円(税込み)で現在発売中