1977年のホラー映画の名作『サスペリア』のハリウッド・リメイク企画が進行中
1977年のホラー映画の名作『サスペリア』のリメイク企画が進行中であることが、deadline.comのニュースで明らかになった。
ダリオ・アルジェント監督映画『サスペリア・テルザ 最後の魔女』場面写真
ダリオ・アルジェント監督によるオリジナルの『サスペリア』は、ヨーロッパのバレエ学校に入学したスージーの前で、次々と殺人が起こる中、彼女は学校に魔女が棲んでいる事を突き止め、殺人のターゲットとなる……というストーリーで、イタリアン・ホラー界に大きな影響を与えた作品だった。
今回のリメイク版は、映画『スモーキング・ハイ』(DVD公開)のデヴィッド・ゴードン・グリーンがクリス・ゲバートと共同執筆の脚本を自らメガホンを取るという。ゴードン・グリーンはこの作品について「わたしたちはオリジナル版のスタイルと力強さが大好きなんだ。そして脚本も現代に沿ったものに一新されている。このようなエレガントでクラシックなスタイルのホラー映画を製作する機会というのはまれだしね」と語っている。
キャスティングはまだ未定とのことだが、オリジナル版の持っていたまがまがしいほどな原色使いと恐怖を増幅させる音楽とのミックスによる言いようもない恐ろしさが再現されるのか楽しみだ。(後藤ゆかり)