ビートルズ、グラミー賞功労賞を受賞へ! 16年ぶり受賞
現地時間12日、ザ・ビートルズが第56回グラミー賞で特別功労賞生涯業績賞を受賞することが明らかになった。同日、グラミー賞のオフィシャルサイトで発表された。
1962年に設立された同賞は、それぞれの分野で音楽業界に貢献してきたミュージシャンの功績をたたえる賞。その年の受賞者はザ・レコーディング・アカデミーの評議員の投票によって決められる。今年度はザ・ビートルズのほか、クリフトン・シェニエ、アイズレー・ブラザーズ、クラフトワーク、クリス・クリストファーソン、アルマンド・マンザネーロ、モー・パウエルが選ばれている。
ザ・ビートルズは、第6回(1963年度)の最優秀新人賞を皮切りに、これまでに8度、グラミー賞を獲得。最後の受賞はアルバム「ザ・ビートルズ・アンソロジー」、そして同アルバムに収録された新曲「フリー・アズ・ア・バード」で3冠に輝いた第39回(1996年度)で、今回は実に16年ぶりの受賞となる。(第53回には「ザ・ビートルズ・ボックス」がベスト・ヒストリカル・アルバム賞を受賞しているが、受賞対象者はアルバムのプロデューサーやエンジニアで、ザ・ビートルズではない)
また、この日は演奏者以外の音楽家を対象にした特別功労賞理事会賞、技術的発展に貢献した人をたたえる特別功労賞技術賞も発表。特別功労賞生涯業績賞を含めたこれら3賞の受賞者は、授賞式前日の来年1月25日(現地時間)に行われる式典に出席する。(編集部・福田麗)