世界で最初に性転換した男の映画!『レミゼ』監督とエディ・レッドメインが再タッグ!
世界中で大ヒットした映画『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督とエディ・レッドメインが、新作映画『ザ・デイニッシュ・ガール(原題)/ The Danish Girl』で再タッグを組むことがDeadline.comによって明らかになった。
本作は、デヴィッド・エバーショフのベストセラー小説「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」を基にした作品。世界で最初に性転換手術を受けたデンマークの男性画家であるアイナー・ウェゲナーとその妻グレタとの奇妙な愛の物語だ。
製作はワーキング・タイトル。メガホンを取るのはトム・フーパー監督で、脚本は映画『ラフマニノフ ある愛の調べ』のルシンダ・コクソンが担当。エディ・レッドメインはアイナー・ウェゲナー役を務めることになった。
これまでにアイナー・ウェゲナー役とその妻役に、ニコール・キッドマンやグウィネス・パルトロー、シャーリーズ・セロンにレイチェル・ワイズと、豪華な女優陣が決まっては離脱、降板となり、この映画化の企画は何度か頓挫していた。また監督もラッセ・ハルストレム、トーマス・アルフレッドソン、ニール・ラビュートとアナンド・タッカーと名は挙がっていたが女優陣たちと同様であった。
The Hollywood Reporterによるとトム・フーパー監督は、「わたしは、ちょうど『英国王のスピーチ』を作っていたころに、この脚本を読み、実際にあったこの物語に感動した。それ以来ずっと映画化したいと考えていた」とコメントしているという。興味深い題材で、二人はどのような化学反応を見せてくれるのだろうか。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki・下瀬廣洋)