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細田守監督、お祭りみたいな「バケモノの子展」に期待!

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熊徹と九太が、グリーンダカラちゃん&ムギちゃんをお出迎え
熊徹と九太が、グリーンダカラちゃん&ムギちゃんをお出迎え

 23日、渋谷ヒカリエにて「バケモノの子展」開会セレモニー・プレス内覧会が行われ、映画『バケモノの子』を手掛けたスタジオ地図の齋藤優一郎プロデューサー、本展をプロデュースした日本テレビイベント事業部の福井雄介プロデューサーらが出席し、本展に込めた熱い思いを語った。

ヒカリエに渋天街!細田作品の世界「バケモノの子展」フォトギャラリー

 本展は、人間界と異世界を舞台に、孤独な少年・九太と熊徹らバケモノたちとの交流を描いた、細田守監督最新作『バケモノの子』をはじめ、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の世界に迫る、この夏話題の展覧会。映画の設計図ともいえる絵コンテや背景美術など厳選されたオリジナル約300点の展示や、話題のクリエイター集団とコラボした体感型展示コーナーがあり、各作品の世界観を堪能できる。

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 『時をかける少女』から細田監督と共に制作に携わっている齋藤は、「あらためて、アニメーションは美しいと思った。細田監督が描こうとしている主人公のバイタリティーや未来を肯定する力を手描きのものたちが物語っている」と感激しきり。その一方、各ブースの企画に細田監督本人が関わっていないことから、「観たらどう思うのかな? 恐怖もある」と不安も吐露。しかし、「お祭りのような形でやっていただけて光栄です」と細田監督も本展の開催を喜んでいるそうで、胸をなでおろしていた。

 福井は、熊徹と九太の修行シーンや、『サマーウォーズ』の名ぜりふ「よろしくお願いしまあああす!」を体験できる体感型展示が多いことに触れ、「人気のある細田監督だけに原画展示だけでも十分楽しめるが、細田監督作品をあまり知らない人や子供でも楽しんでもらえるようなものにしたかった」と意図を説明。そして、本作の舞台である渋谷で開催できることも手放しで喜んだ。

 この日は、飲料水「GREEN DA・KA・RA」のCMで熊徹と九太と共演し、本展のオフィシャルサポーターに就任したグリーンダカラちゃん&ムギちゃん姉妹も登場。バケモノの街・渋天街の巨大モニュメントを再現したセットの前で、劇中に登場するスイカを模したくす玉を割って、本展の開催を祝福した。(取材・文:鶴見菜美子)

「バケモノの子展」は渋谷ヒカリエにて24日より8月30日まで開催

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