「はいからさんが通る」約37年ぶりアニメ化!劇場版が2017年に公開
1975~1977年に「週刊少女フレンド」(講談社)で連載された少女漫画の金字塔「はいからさんが通る」が、連載40周年を記念してアニメーション映画化されることが決定。1979年にテレビアニメシリーズ(全42話)が終了してから約37年間の沈黙を破り、ついに新作アニメが劇場映画として制作される。
「はいからさんが通る」は、ロマンあふれる大正時代を舞台に17歳の女学生・花村紅緒と、突如現れた彼女の婚約者・伊集院少尉の恋愛模様を描いたラブコメディー。これまでにも、劇場実写映画(1987年公開、主演・南野陽子&阿部寛)やテレビドラマ(1979年、1985年、2002年)など多くのメディアミックス展開がされてきたが、アニメ化は旧テレビアニメ(1978~1979年)ぶり。またそのアニメもソフト化されておらず幻のアニメと化していたため、ファン待望のアニメが約半世紀の時を経てついに実現したことになる。
映画『はいからさんが通る』は2017年公開予定。キャストや制作スタジオなどについては明らかにされていない。また今年は原作者の大和和紀の画業50周年という記念すべき年。講談社は大和和紀画業50周年フェアを行っており、「大和和紀画業50周年記念原画展」(会場:東武百貨店池袋店、6月30日~7月12日)などの催しも予定されている。(編集部・井本早紀)