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冒頭からみせてくれるハラハラドキドキのクルーズのアクション!
素手で断崖絶壁を登るクルーズは、自らこのスタントをやりたがったとか。ジョン・ウー監督ほかクルーズの母親も見守る中、見事に山を登り切ったその入魂のシーンはすばらしいの一言。途中で手がズルッとすべるところなどは、思わず息を飲んでしまうほどの緊迫感に満ちている。
身のこなしの軽さが際立つのが、空中でのアクション・シーン。前作でもCIAの極秘ファイル奪回のために、ワイヤーに吊るされ神業的なアクションをみせたクルーズ。今回も、殺意人ウィルス破壊のために敵のアジトに乗り込み際に、手に汗握る静かなアクションを展開する!
敵の追撃をかわすべく、さまざまな運転技術を駆使してバイクで走り回るクルーズ。炎の中から黒いコートをひるがえし、サングラスをかけて疾走してくる姿は拍手もののかっこよさ!
前輪だけで走ったり、信じられないような曲乗りまで披露する大胆なスタントにはただただ脱帽するばかりだ。最後まで追いかけてくるショーン・アンブローズとの一騎打ちもスゴイ。
今回はほとんど自分でスタントをこなしているクルーズ。普段から本格的に体操をやっているだけあって、その柔軟な身のこなしはみていてほれぼれするほど。ラストのショーンとの対決は、そんなクルーズの鍛えられた肉体と運動神経のよさが遺憾なく発揮されている。ジョン・ウー監督の独特のアクション美学に彩
られた、壮絶なバトルは映画史上に残る名シーンだ!
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