配給:東宝東和 12月16日 日比谷スカラ座他全国ロードショー
文・構成/今 祥枝
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“クローン人間”は、もはやSF映画や小説の中だけの非現実的な話ではない。1997年には、科学者は“ドリー”と名付けられた羊のクローンを造ることに成功。
以後、次々とクローニングに関する実験が実際に行われている。
事例1)オレゴン大学が猿のクローニングに成功
事例2)ジェネティック・セービングズ・アンド・クローン社は「ミッシープリティ」と呼ばれる、犬のクローニング・プロジェクトに巨費を投じている。
事例3)ブリティッシュ・テレコムは「ソウル・キャッチャー」(新生児の頭部に生後すぐ、全人生を記録できるコンピュータ・チップを移植する)プロジェクトを立ち上げた。
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冷蔵庫が中身の状態を人間に知らせ、一人暮らしの男が家に帰るとバーチャルの美しい女性が出迎えてくれる。
自家用車は行き先を告げればプログラムにより勝手に目的地へ向かってくれる……。
近い将来に、いかにも実現可能に思える近未来社会の映像が、この映画の大きな見どころのひとつ。特に、クローニング用の人体が製造されている研究所のセットは、かなり不気味で迫力満点。
胎児の背嚢のような袋に包まれて、青白い水の中に浮かぶ大量
の人体や、数多くの医療機器・コンピュータなど、ビジュアル的にかなり凝ったつくりになっている。
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シュワルツェネッガーが主役だったら、いやでも期待してしまうのがアクションだ。そんなファンの要望にこたえて、『シックス・デイ』ではこれまでの作品に負けず劣らずのアクション・モード全開!
すでに50歳を超えているにも関わらず、よく鍛えられた肉体は衰え知らず。
銃撃戦、カーチェイス、空中戦をはじめ、滝に飛び込む、ガラスを突き破るなど、体当たりの肉弾戦を次々と披露してくれる。思わず手に汗握る興奮度120%!
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