まほのハリウッド日記20
乙女のちょっと下世話なお話 |
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その日、、、、男性クルー達は、遠足のように、うきうきしていました。 なぜかというと、男どもの待ちに待った、<ストリップクラブ>での撮影ムムム!!な のでした。 ストリップクラブの撮影は、営業していない朝っぱらから、開店の夕方ま で、ほんまもんのストリップクラブを使って、行われます。さらにさらに、ダンサー の女の子も、そのクラブの人気ダンサー達が勢ぞろい!男にとっちゃあ、うひょうひ ょの撮影なのです。 私はといえば、別に、おっぱいだろうがなんだろうが、女だしい。そりゃ男のスト リップクラブっちゅーんなら別だけどさー。ってなわけで、たいして浮かれもせず、 いつも通りに働いていたのであります。まさかあんなひどい事が、起ころうとは、夢 にも思わず。 クラブの中は、物凄い熱気(ダンサーのねーちゃんの情熱的なダンスに、クルーの男 陣の放つ変な熱気などなど、、)で包まれていたため、冷房は、ガンガン!! 私の ように、別に変な汗もかいてないようなもんからしてみれば、本当に、寒いくらいに 効いていたんです。おまけに、外は、酷暑の、43度。もちろん、タンクトップを着 ていた私は、外のすごい暑さと、中のすごい寒さとを往復している間に、気分がどん どんどんどん悪くなっていくのを感じていました。 そして、、、突如私を襲ったのは、得体の知れない極度の腹痛。ピーっていうよりギ ュルギュルギュルーーー!!、しまいにゃ冷や汗まで出てくる始末、、、。 あまりの痛さに、立っていられなくなった私は、トイレに、直行! と思ったのに、ドアのむこうには、西瓜みたいなおっぱいのダンサーのねーちゃん達 が、10人程、素っ裸でお着替え中。す、すげーもんを見てしまった。 てそんな場合じゃなーい!!もれるーううう。ねーちゃん達を押し退けて、個室に入 ったものの、私は、そこが、ストリップクラブって事を忘れてた、、、、。しかも、 アメリカン酔っ払いおやじ達ばっかが使用するトイレ。便器を見た瞬間に、私のブツ は腹の中でこう言った。 「お願い!!こんなとこで出さないで!! こんなとこで、出されるなんて、僕達、 嫌だよー。」 ホンットに汚いのである。 こんなとこに、私の可愛いお尻をのせるのなんて、いや! ! でるもんも、でなくなったことだし、私は、一時、退散した。 が!!人生そうあまかーない。第二のビッグウエーブは、ソッコウ襲ってきた。もう ダメだ、仕方ねえ。私は、もう一度、あの魔のトイレへと向かった。 そして覚悟をき めて、便座から、10cmお尻を離した、チョーお間抜けな格好で、、、。さらに、 私を苦しめたのは、ゲリP特有のあの音だった、用を足しつつ不自然な咳をする私の 努力も空しく、その音は、トイレ中にこだました。 クッソオーーー。どう考えても、あのおっぱいのデカイねーちゃんずは、キットいぢ わるな事を言ってくるに違いねー。 しかし、切なくドアを開けた、私を待っていたのは、ストリッパーの心配そうな顔だ った。 みんなで、よってたかって、 「大丈夫??」 と優しく声をかけてくれて、しまいには、胃薬までくれたおねーさんたち。おっぱい もでかけりゃ心もでかいって、このことなのね。 そうして、私は、このことがきっかけで、みんなとチョー仲良くなったのでした。し かも!そのすいかおっぱいも触らしてくれたんだぞー。いいだろー。 思えば、しょうゆ小皿をひっくり返したような私のペチャパイ。巣鴨のとげ抜き地蔵 じゃないけど、なぜか 「おっぱいがでかくなりますよーに…」 と拝みながら、触る私だったのでした、、、。 ストリッパーのみんなは、女優を目指して、田舎から出てきたピュアな女の人ばっか り。本番で、ステージ上のみんなは、女の私でも惚れ惚れするほどかッチョよかった !!です。 森田まほ 来週に続く… |