まほのハリウッド日記22
ダイナソー公開記念!!"肉食獣マホの叫びin USA |
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私は、お肉がだーい好き! いつでもどこでも、お肉お肉。肉がない世界なんてとて も考えられません!! だから、初めてアメリカに降り立った時は、イエーイ! 今 日から肉食べ放題だーー、とジュルジュルとよだれを垂れ流したもんです。 ところがどっこい、肉の道in USAはとっても、山あり谷ありだった、、、。まず! 初めて入ったレストランで、ステーキを注文。私は、もう血もしたたるほどのレアッ レアの焼き加減のお肉をにんにく醤油でいただくのが大好き、、。そりゃあもうルン ルンでウエイトレスのおねーチャンに 「ステーキ、レアでね」 と頼んだところ、その場にいたみんなに一斉に反対された。 「まほチャン、、、、この国でレアは危なすぎるヨ。お肉はちゃんと焼いてもらいな 」 ななななんですとー!! ここは、ステーキの国アメリカじゃねーのかー!(怒)。 でも、どんなに叫んでも危ないもんはやっぱり危ないらしくて、私にも、腹痛覚悟す るほどの根性はなく、しぶしぶウェルダンを注文。それ以来、ステーキは、食べてお りません。だって、ウェルダンなんて、食べた気しないのさ。ヘン。でも、、いつか 命がけで、レバ刺しを食べに行ってやる!!ガルルル。 第二の、肉の道の障害は、にっくき、「押し付け型ベジタリアン」達の、存在。 これ は、もうほんとに許しがたい方々なんでありますわ。 アメリカには、ベジタリアンという名の実際草食獣が沢山おります。私の、ルームメ イトのジェスも実はベジタリアンなんですが、この、「押し付け型」ではありません 。 私がマックを食べたところで、別に何も言わず、 「私は、お肉ダメだから、サラダ食べるね」 と、お互い何の支障もなく楽しく食の時間を過ごせるわけ。 これが出来ないのが、「 押し付け型ベジタリアン」。私の友人にも、2、3人いるのですが、奴らとは、とて もじゃないけど、一緒に飯を食うのは、無理。 例えば、道ばたでホットドッグを食べてるところを彼等に見られたらもう大変!! 即座に近付いてきて、怒鳴り散らす。 「マホーーー!あんたサイテーーよー!!そのホットドッグねー。ほんとにドッグ入 ってんのよ。野良犬の肉でしょ。腐ったネコの肉でしょ。いろーんな肉がグッチゃグ チャに混ざりあってンだからー」 ………お、おえ。 私は、ふだんとっても温厚な人間なのですが、この時は、さすがに さすがにぶち切れた。 「うるせーー!! 人が美味しく食ってンのになんなわけ?? 私は、一度でも、君のベジタリアンぶりを否定したことがあるかい? あーその菜っ葉。無農薬って事は 、うんこやら、おしっこやらで育ってンだよーとかって言ったことがあるかー!!アホアホー。この性悪イグアノドンが!」 お食事の時間って、人間にとって、とっても至福の時だと思うんです、私は。 その時間をそんなふうに邪魔されちゃ、たまらんわけです。そうでしょ? この一言で、そのコはもう同じようなこと言わなくなったんですけど、とにかくアメリカには、そう いう押し付け型がワンサカいるんです。 こんな事もありました。 ベニスビーチのホテルに泊まってた時にでっかい「MURDER KING」(BURGER KING)の看板を持ってるベジタリアン集団が、ホテルの前でミニデモ っぽい事をしてたんです。 なんにも知らずに、マックの袋を両手に下げて、ビッグマックを頬張りながら、ホテルに帰ってきちゃった私。 、、、、、、こっちが食われんじゃないかってほどツメタ ーイ殺気が刺さる刺さる! 生きた心地しなかったわヨ。 こんなわけでアメリカの地は、肉食獣マホとしては、たまーに肩身の狭いところでも あります。 でも、、、うまいもんはうまいんだ!! ビッグマックばんざーい! ああ、、、肉食獣と、草食獣が共存していたあの時代はいってえ何処へ、、。 冷たい 世間に背を向けて、女ティラノは今日も行く、、、。のでありました。 森田まほ 来週に続く… |