まほの[子連れ]ハリウッドへの道3
パーテーパーテーパーテーだ!!(まほ、豪邸のパーティーに潜入!) |
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旦那の姉キは、”パーティー女”。とにかく三度の飯より酒が好き。男の子が好き。 ダンスが好き。パーティー大好き! なんでかっていうと、彼女の好きなモンすべてが、パーティーではタダだから。わはは。そう、パーティー好きでも金はないのだ。私と一緒でね。 毎日毎日どこぞかのパーティーに行っては、タダ酒を飲んで大騒ぎしてる彼女は、友達も超大量!! 西はハリウッドのスターから、東はニューヨークのヒップホップス ターまで、いやあそれはド派手な交友録なんであります。 そんな彼女が、弟の嫁に電話してきた。そう、私。 「マホー。今日、ヒルズの豪邸で、パーティーあんのよ-。いかなーい? 有名人いっ ぱい来るわよ-。」 う、、、。私は言葉につまった。なぜかって、、この人、気はいいんだけど、酒癖が、 チョウチョウ悪い!!から。 私は一回、旦那が酔った彼女に巴投げされたシーンを目撃してるんだよねー。でも、 小姑の誘いを断るわけには行かないしな。ミニ「渡る世間は鬼ばかり」だなこりゃ。 なんて、悩んでたのも束の間「バイキングよ」の一言に、胃が疼いた。 「行きます」 夜、プールパーティーっていうから、可愛い水着を着て、ちょこッとお洒落に着飾っ て、小姑と一緒に出発!! どうやら、パーティーのホストはとある有名俳優さんの お孫さんらしく、俳優さん達の多くすむハリウッドヒルズに車を走らす私。 「ここだよー」 って着いたところが、映画にでてくるようなでっっっかい門。三田さんチの豪邸どこ ろじゃあなかったよ! そこがグアー-―ッと開いて、また3分ぐらい走ると、立派なリムジン達がクルクル ロータリーの周りを回ってらした。 こうなりゃ、私の自慢の日本車(中古)もかたな しさ。とりあえず、パーキングのにーさんにキーを渡して(誰も盗まねーよ)中に入 ると、いやはや盛り上がってる盛り上がってる。しかもきれいな人達ばっかし。 固まる私の手をひき、メインのプールへとずんずんすすむ小姑。 またそのプールが!! プールがすごいの!! なんか、ライオンなの!蛇口が。 ライオンのお口から水がガーガーでてんの! さらに、ジャグジー3つもあんの。さ らに泡ブクブク。おっぱいでかいモデルねーちゃんズ、、付き。も、もしや、あの囲 まれてシャンパン飲んでるいかにもどら息子がこの城の主?? 小姑いわくそうらしい。 こ、これも、三田さんちの息子さんどころの騒ぎじゃない。あんなのかわいい もんだ。こっちの、どら孫は年齢不詳、目はイッチャッテル。ホンマもんの、おぼっ ちゃまくんドアホ版って感じ。いきなり水着になって、挨拶しに行く彼女。そのま ま、ジャグジーのおっぱいねーちゃんズの一員になっちまった。 そこで、私は気付い た。小姑含め、彼女らの水着はどれも黒。しかもシンプルゴージャスな黒水着。チッ キショー、じゃあ最初ッからいえよ-。黒水着来てこいってー。お花柄の、10ドル 水着は私だけかい!!しかもペちゃパイ。 クッソー、誰が脱ぐもんかい。 なんだか、切なくなっちゃった私は、とりあえず食べた。おいちー。うふふ。 、、なーんて、せっかくデリシャスな金持ちパーティーを楽しんでたのも束の間。 そのあとが大変だったー! 自称アーティストと言い張るゲイのおっちゃンから一晩 中、日本の(なんでじゃ??)妻子持ちのサラリーマンとのドロドロえぐえぐの浮気 話を聞かされて、、、しかもプールサイドで、、、。
おうち帰りたい、、、、でも小姑は泥酔状態。とてもじゃないけど帰ろうなんて言え やしない。下手に触れたら血を見るからね。こわいこわい。
お陰で風邪ひいちゃったわよ!! ロスの夜は、冷えるのよ!、、と人知れず、ライ オン蛇口に当り散らすマホであった、、。 <お知らせ
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来週に続く… |