まほの[子連れ]ハリウッドへの道13
ビバ!アメリカの産婦人科!(「産婦人科へゴー!!の巻) |
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カムイちゃん(マイ・ベイビーの名前です)が、もしや腹の中に??と疑い、検査薬十本使い果 たしたサンフランシスコ。、、の時の事はもうお話しましたね。 十本中十本に陽性反応がでて、こりゃ、まじだわ-うひゃひゃ。と思った私がロスに帰ってまず向かった先はそうアメリカン産婦人科。 私の行った病院は予約制なので、日本みたいに、何時間も待つ必要はなし!でもとにかく初めての体験で、ドキドキの私は約束の時間の1時間も前に行っちゃってホント意味なかった。 想像では、よくドラマとかにでてくるように、○○産婦人科!!!っていう看板のある病院にドーンと入って行くのかなって感じだったんだけど、実際は、10階建てのきれいなビルの中にこじんまりある落ち着いたオフィスだった。 友達によると、アメリカは大体そうらしい。おっきいスペースの中に、待ち合い室やら、ドクターのオフィスやら、診察室やらのはやが入ってて、出産の時だけ近くの大病院にそこの先生がやってくるっつ-システムだそうだ。 結局、1時間後にきっちりよばれた私は簡単な検査の後、まず先生のオフィスに通 された。 「先生が来るまでまってて下さいね。」 オフィスの机は、偉い人が座るっぽい椅子や、やたらでっかい机があってかなり校長室っぽかった。そう、まるで3年B組の女生徒が妊娠して呼び出された、校長室。 そんな所で、 「イヤー。実は子供ができたみたいで、、、。」 なんて話したら、怒られそう。 「君、どうするつもりだ!!」とか言われたらどうしよ-。なんてビビりまくってると、先生が入ってきた。めちゃめちゃやさしそうな人。その名もスーザン先生。 今までの不安な気持ちもすっかりとれて、検査薬の話をすると 「もし、妊娠してたらどうします??」 って聞かれた。 「モチ、産みまっせ!」 と答えると、 「それじゃあ、診察室へ行って用意してて下さい」 ここで、ようやく診察室の登場だ。日本の産婦人科の診察台ってお腹んトコで仕切られてて、大股広げてる割には下半身何されてんだかワカンナイけど、アメリカは、個室の中に診察台があって先生とお話しながら内診を受ける仕組みになっております。 そんなわけで、ふむふむここに足をのっけてー。なんてぶつくさいいながら下半身素っ裸になって診察台に登ってまってると、、。 「コングラッチュレイショーーーーン!!!イエーーーイ!」 突如、5人程の、看護婦さんがいきなり歌を歌いながら入ってきた。 な、何、何なの??? 「やったわねー。オメデタよーーー。おほほほほほー」 お花に、でっかいプレゼントに、風船に人形に、、、と次々に色んなものをくれる看護婦さん達。私も、余りの感激に涙を流して 「サンキューサンキュ-」 を連発。 ホント、素敵だ、、、アメリカ。。 でも、そのうち看護婦さん達が笑い出した。 ぎゃー。オーマイガッ。 そう、私は言葉に表せないほど恥ずかしい格好のまんま、沢山のプレゼントを手に号泣していたのであります。 今から、思えばあの時「産むつもり??」って聞いたのはこのためだったのねー。 そんなわけで嬉しはずかしの、産婦人科初体験だったけど今ではと--ってもイイ思い出なのであります。 <お知らせ
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来週に続く… |