|
|
|
「ダンスが大好きなんです!」と日々踊り続けるバックダンサーズの4人娘たち。とは言え、ダンサーはボーカルの添え物扱いだし、「ここが到達点!」という“上がり”のない職業。それでも、いつの日か、自分たちのダンスだけで観客を熱狂させる日を夢見てひた走る!
そんな4人娘たちの奮闘振りを、そのときの“上がり度”(=自分のかっこ良さ)と“教訓”とともに紹介します! |
|
|
|
ミウ(平山あや)とよしか(hiro)は高校の同級生。とにかくダンスが大好きな2人は、夜な夜なクラブでダンステクニックを磨いていました。
しかし、未成年者がクラブに出入りすることは法律で禁止されています。運悪く警察の手入れに遭い、補導された2人。「何も悪いことはしていないのに……ただ踊っていたかっただけなのに」そんな思いも通じず、あっけなく高校の退学処分を食らうことに。
|
|
|
高校を退学させられ、親からも、世間からも見放されたミウとよしか。それでも「ダンスが好き!」という思いは変わらず、踊れる場所を求め悶々(もんもん)とした日々を送ります。
捨てる神あれば、拾う神あり! 同じ思いを持った若者たちが集まるたまり場、“ムーン・ダンス・クラブ”を発見します。照明は月明かりのみ、それでもただ踊っているだけで幸せ……。 |
|
|
|
|
“ムーン・ダンス・クラブ”で踊っているところを、大手レコード会社“BOOTY RECORD”にスカウトされる!
ともえ(ソニン)と愛子(サエコ)も加わり、“バックダンサーズ”を結成。人気爆発! で順風満帆な日々かと思いきや、“ジュリ with バックダンサーズ”としてボーカルの後ろで踊るだけの付属品扱い……こんな自分たちでいいの?
|
|
|
|
人気絶頂の中、メーンボーカルのジュリが突然の引退宣言! バックで踊っているわたしたちはどうなるの!?
“バックダンサーズ”だけでお客を集めることは到底無理。新しいマネジャーの茶野はなんだか頼りないし、会社は早くも新しいユニットをデビューさせるし……。このままお払い箱になっちゃうなんてイヤ!
|
|
|
|
新人マネジャーの茶野が掛け持ちで担当しているのが“スチクレ”こと“スチールクレイジー”なるおやじロックバンド。まったく共通点のないグループ同士が、一緒に地方ツアーを回ることが決定。おやじと一緒? でもこれが意外といいかも!?
よしかには歌の才能があったことや、踊る喜びを再認識できたことなど、実りあるツアーにメンバー全員大満足! 出会いは思わぬところにあるものなんです。
|
|
|
|
ついに、会社側は“バックダンサーズ”を解雇。メンバーたちは踊る場所をなくしてしまいます。よしかはライバルユニットへの引き抜きの話、ともえはキャバ嬢へ逆戻り、愛子はグラビアデビュー!?
それぞれの道を歩き出そうとしますが……。ミウだけは夢をあきらめられず、出発点である“ムーンライト・ダンス・クラブ”で踊り続けます。そんなミウの元に、ほかの3人が「このまま終わるなんて悔しい!」と再集結!!
|
|
|
|
頼りなかった茶野マネジャーが、ダンサーだけのゲリラライブを企画。オツな企画にダンサー仲間も大張り切りでサポートしてくれます。仲間たちのお陰で最高にクールな音楽、照明、観客が整った!
みんなが1つになったライブは大盛り上がり。心の底から気持ちいいと感じながら踊っている“バックダンサーズ”の姿はキラキラと輝いています(ただ汗が飛び散っているだけの説あり)。
|
|
|
警察に補導されたあの日から10年の歳月が過ぎた……。2010年12月31日、ついにドームでのライブが決定した! もちろん、誰かのバックで踊るのではなく、自分たちのダンスを見てもらうためのライブ。最高にかっこいい“上がり”の瞬間を迎えます。
会場の外には、第2、第3の“バックダンサーズ”を目指す若者たちが、ミウたちと同じように月明かりに照らされながら踊っている。 |
|
|
|
|
|
関連作品を配信サイトで視聴
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。