アベンジャーズと一緒に戦える!マーベルエクスペリエンス釜山に行ってきた!
アメリカの4つの都市で、すでにローンチし、待望のアジア初進出となったのが「マーベルエクスペリエンス釜山」。この体験型テーマパークはストーリー仕立てになっており、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の施設である大きなドームの中で、最先端の技術を駆使したアトラクションを通じ、飛ぶこと、撃つこと、ぶらさがることなどなど、ヒーローに大事なスキルを習得し、アイアンマン、スパイダーマン、マイティ・ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、そして3月に公開される映画でソロデビューを果たすブラックパンサーを含む、マーベルヒーローたちとともに悪党に立ち向かうのです! そんなマーベルファンにはたまらない期間限定の体験型テーマパーク「マーベルエクスペリエンス釜山」に行ってまいりました!(取材・文:編集部・石神恵美子)
【ゾーン1:エントリープラザ】
さっそくゲートに到着。S.H.I.E.L.D.の施設感たっぷりです。
おなじみS.H.I.E.L.D.の車両も!
スパイダーマンにマイティ・ソーに、ウルヴァリンも!
ポスターの写真を撮ったりしているだけでも楽しくて、なかなかエントランスにたどり着けません……(嬉泣)
S.H.I.E.L.D.のロゴ入り階段! いちいちカッコイイです。
【ゾーン2:エントランス、ロビー、エレベーター】
ついにS.H.I.E.L.D.施設のロビーに! ここでトレーニング生として登録を行います。聞かれるのは、名前、生年月日、身長、目の色、性別、種族(!)など。種族は「人間、アンドロイド、スーパーヒューマン、動物、エイリアン、不明」から選べます。
写真も撮影してもらいます(ちなみに登録は公式サイトで事前に行うこともできますよ)。
これがソーのカードです。トレーニング生ではなく、S.H.I.E.L.D.になっていますね。この施設をコンプリートした暁にはこのS.H.I.E.L.D.カードがもらえます! 発行されたトレーニングカードを手にいざ次のゲートへ!
ここではアイアンマンことトニー・スタークが迎え入れてくれます。
ゲート横にはこんな素敵なアイアンマンのオリジンストーリーも描かれています。並んでいても退屈しないで済みますね。
スタークの言葉を噛みしめつつ、目の前の扉が開くとそこはエレベーターになっています。これで基地に向かうんです!
基地につくまでにこのエレベーターでも一騒動。アイアンマンやスパイダーマンがさっそく登場してくれます!
【ゾーン2:モバイルコマンドセンター】
エレベーターを降りると、そこはS.H.I.E.L.D.の司令部。S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーからの説明とミッションを授かります。
ここには3Dプリンタでつくられたフィギュアも飾られています。
あえて色をつけていないんだとか。真っ白だと精巧さが際立ちますね。
【ゾーン3:トレーニングセンター】
そしてまたゲートを通ると、このパーク最大の見どころとなっているドーム型のトレーニングセンターにたどり着きます! ここにはアイアンマンやハルクなどそれぞれのヒーローにフィーチャーした7種類の体験型アトラクションがあります。全て英語音声に韓国語字幕ですが、シンプルなゲームばかりなので問題ないです。それに施設内には結構な割合で日本語を話せるスタッフさんがいらっしゃいます。
まずはアイアンマンのフライトトレーニング! 画面上のアイアンマンになりきって、身体を左右にひねりながら飛行します。敵がやってきたら手をかざしてビームで撃破していきます。ひねり具合やタイミングを合わせるのがなかなか難しいです……このアトラクションがこどもに人気だそうです!
次はハルクのパンチアウトです。今度は怪力ハルクになりきって、両手を突き出すパンチで向かってくるドロイドを倒していきます! ストレス発散!
スパイダーマンのクライミングウォール! スパイダーマンのように(とはいきませんが、)室内の壁を登っていくボルダリングです。真ん中2つは石が多めで簡単、両端は石が少なく難しくなっています。できないとわかっていても難しい方を挑戦したくなるのが人間のサガですね……。
もともとロシアのスパイであったブラック・ウィドウのアトラクションは、スパイ映画などでもおなじみのレーザーメイズ! レーザーに触れないように、部屋の奥にある解除ボタンを押す……ことになっていますが、少しでも動くとレーザーにはじかれ全然たどり着けませんでした(涙)。スタッフさんによると、パーク内随一の難易度を誇るのがこのアトラクション。その難しさから、韓国のバラエティー番組ではこのアトラクションに挑戦するコーナーも放送されたほどだそうです。
続いては、ブラックパンサーのハイジャンプ。大人がハマッてしまうのが、このアトラクションとのこと。ビルの屋上をジャンプしながらわたっていきます。シンプルながらも、タイミングを合わせるのがなかなか難しいです。スタッフのお兄さんはコツがつかめれば、大胆にジャンプしなくてもクリアできるとおっしゃっていましたが……そこまで行くにはもう何時間も必要そうです。
こちらは3Dシューティングシミュレーター。キャプテン・アメリカとソーと一緒に銃トレーニングをします!
射撃はみんなで一緒に行うので結構ムキになっちゃいます。最後はソーが敵を一掃してくれますのでご安心を。
アベンジャーズのARウォールも面白かったです。画面に向かってアベンジャーズメンバーの決められたポーズを取ると、そのメンバーが横にやってきます! コツは大きくポーズをすることだそうです。でないと、いつまで経ってもヒーローがやってこず、一人で変なポーズしている人になってしまう可能性大ですので、恥ずかしがらずにどうぞ!
登場したヒーローは自分に向かってポーズを決めてくれたりするので、かなり面白い写真が撮れます! スパイダーマンとキャップがアメコミ映画系ライター・杉山すぴ豊さんを挟む形で降臨中の図。しかもなぜかすぴさんとキャップがグータッチしている。
ゾーン3では、それぞれのアトラクションでのスコアがランキングとしていたるところに表示されます。これがトレーニング生の闘争心を燃やします! 体を動かすアトラクションが多いので、ジムに行ったような気分です。
【ゾーン4:VRシミュラリウム】
ゾーン4へ突入!
VRのヘッドセットを装着し、360℃の世界観で、ハルクの女性版シーハルクとアイアンフィストから新たなトレーニングを受けます。卵型のイスは回るので360℃どこでもくるくると眺めることができます。収容人数は60人です。大人数でVRを体験する光景に、未来の映画館はこうなるのかなーとも思ったりします。
【ゾーン5:トランスポートコリドー】
ヴィランズの襲撃を受けたことでトレーニングは中止に。わたしたちトレーニング生はS.H.I.E.L.D.の本部に急きょ戻らなくてはいけなくなります。トランスポートシャトルへと乗り込むのに、スパイダーマンが登場して安全説明をしてくれるのですが、何かと笑わせてくれます。
そして開かなくなった扉を開けてくれるのがハルクです。しっかりハルクの足跡も……!
【ゾーン6:4DモーションPODシアター】
ここではついにファイタージェットに搭乗し、マーベルヒーローたちとヴィランズを撃退しに行きます。10メートルほどのスクリーンがある4Dシアターで迫力満点です。みんなで手をかざしたりしてやっつけます。
【ゾーン7:デブリーフゾーン】
猛特訓を受け、ついには初めてのバトルというミッションを終えた一同。捕まえたヴィランズたちとここで対面できます。カプセルから一瞬だけ顔を出しますよ。でも、キャプテン・アメリカの宿敵モードックが脱走しちゃっていますね……。ここで正式にS.H.I.E.L.D.の一員になったカードも受け取れます!
【ゾーン8:S.H.I.E.L.D.ショップ】
そして最後はマーベルグッズがたくさんのショップです。
もうすぐ公開のブラックパンサーコーナーも!
ハルクの等身大(?)フィギュアも売り物です! お値段およそ300万円(!!)。ほかにもたくさん高額フィギュアがありました。
このショップで人気なのは、このアイアンマンのミニフィギュアだそうです。どれが入っているかは箱を開けてからのお楽しみ。
次はフードコートです。広々としています!
ボードにカフェ店員さんの本気が表れてますね。 フードはキャプテン・アメリカのピザ、アイアンマンのハンバーガー、そのほかフライドポテトといったおなじみのサイドメニューに、韓国らしくプルコギ丼なんかもあります!
こんなかわいいキッズスペースもあります。
そしてこんなコスプレコーナー(?)も。マーベルヒーローのお面がずらり。どれにしようか迷っちゃいますねー。
アイアンマンのマスクにソーのハンマー・ムジョルニアを持つ女の子。無敵のかわいさでした……!
かわいいと言えば、トイレマークもこんなにかわいいんです。男子がアイアンマンで女子がブラック・ウィドウ。
施設の外に出ると、韓国のアーティスト G.Junk による廃材でつくられたマーベルヒーローたちのオブジェがずらり。
グルートとベビー・グルート。廃材とは思えないほどのクオリティーです。
最後まで楽しいマーベルエクスペリエンス釜山でした! 韓国・釜山までは成田空港からで2時間弱ほど。日本から手軽に行けるので、日本のお客さんも多いそうです。マーベルエクスペリエンス釜山は2月25日までの営業で、その後はなんとタイに行くことも決まっています。(その次はどうか日本に来てほしい‥…!)韓国・釜山は映画『ブラックパンサー』のロケ地にもなっていますので、ロケ地めぐりも併せて行けますよ!
-「マーベルエクスペリエンス釜山」基本情報-
所在地:釜山広域市 東区 忠壮大路206
アクセス:釜山地下鉄1号線「釜山駅」9番出口、徒歩約10分
利用時間:日~木10:00~19:00、金・土10:00~22:00
(エントランス・チケット売り場は閉園2時間前にクローズ)
料金
<アンリミテッド(4時間無制限)>
平日:大人44,000ウォン、青少年・子ども35,000ウォン
週末・祝日:大人50,000ウォン、青少年・子ども40,000ウォン
<リミテッド(2時間・アトラクション1回ずつ利用)>
平日:大人34,000ウォン、青少年・子ども27,000ウォン
週末・祝日:大人39,000ウォン、青少年・子ども31,000ウォン
※2018年2月現在 1ウォン=約0.10円
その他詳細はホームページ・チケット販売ページにてご確認ください。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2月21日より先行デジタル配信開始、3月7日MovieNEX(4,000円+税)発売
『アベンジャーズ』&『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のブルーレイセット(6,000円+税)、DVD セット(4,000円+税)は4月4発売(5月31日までの期間限定出荷)
取材支援:韓国観光公社