『Dr.コトー診療所』キャストの現在と19年前を比べてみた！

　人気ドラマシリーズの劇場版となる映画『Dr.コトー診療所』が12月16日より公開される。2003年にフジテレビの連続ドラマとしてスタートした同シリーズ。あれから19年、当時と映画のビジュアルとキャッチコピーを比べてみた。（編集部・中山雄一朗）

五島健助（吉岡秀隆）

2003年

人を救って人に救われて、
そこに、人が生きている。

2022年

人を救って人に救われて、
そして、ここに生きている。

19年前、東京からへき地の離島・志木那島にやって来て以来、島にたった一人の医師として、島民の命を背負う。島の人たちからは「コトー先生」の愛称で親しまれる。

星野彩佳（柴咲コウ）

2003年

誰かと出会い誰かを信じて、
そこに、人が生きている。

2022年

信じる人が愛する人に、
そして、ここに生きている。

志木那島診療所の看護師。数年前にコトーと結婚し、星野彩佳改め五島彩佳に。現在、妊娠7か月で、高齢出産を覚悟しながら働いている。

原剛利（時任三郎）

2003年

悲しみを胸に閉じ込めて、
そこに、人が生きている。

2022年

願いと誇りを息子に託して、
そして、ここに生きている。

志木那島の漁師。コトーに憧れ、医師を目指す息子・剛洋を応援する。現在も漁師を続けているものの、島を出ていった剛洋とはしばらく会っていない。

西山茉莉子（大塚寧々）

2003年

捨て切れない想いを抱えて、
そこに、人が生きている。

2022年

笑顔の奥に寂しさを隠して、
そして、ここに生きている。

志木那島のスナック・まりの店主。東京で子供を産んだが、その後、離婚した過去を持つ。

安藤重雄（泉谷しげる）

2003年

強がりで自分を隠して、
そこに、人が生きている。

2022年

頑固さも情の深さも変わらずに、
そして、ここに生きている。

元・漁労長。引退後も漁業協同組合のご意見番。みんなから「シゲさん」と呼ばれている。

和田一範（筧利夫）

2003年

人は変われることを知って、
そこに、人が生きている。

2022年

強さと弱さを隣で目にして、
そして、ここに生きている。

診療所でコトーを手伝う市役所の職員で、コトーの良き理解者。今も診療所を手伝っている。

星野正一（小林薫）

2003年

生まれた場所を受け入れて、
そこに、人が生きている。

2022年

家族と島の明日を信じたくて、
そして、ここに生きている。

彩佳の父で、コトーを志木那島診療所の医師として招いた元・村役場の民生課課長。現在は村役場を定年退職し、半身麻痺の妻・昌代の介護をして暮らす。

(C) 山田貴敏 (C) 2022映画 「Dr.コトー診療所」製作委員会