トム・ハンクス、8年ぶりの来日
第17回東京国際映画祭
映画祭特別招待作『ターミナル』の主演、トム・ハンクスが30日、帝国ホテルで記者会見を開いた。会見場には空港のターミナルに見立てたセットが設置され、8年ぶりに来日を果たしたトムがリラックスした雰囲気の中で今回の作品について語った。本作でしかたなく空港に住み着いてしまう男を演じるトムは「空港はいいよね。生活するうえで何も不自由することはないから、空港暮らしを試してみるのもいいんじゃないかな」と言いつつも「やっぱり同じ閉じ込められるなら、空港より映画の撮影スタジオのほうが楽しいかな」と根っからの俳優らしい発言。トムは終始ご機嫌の様子で会見場をあとにしたが、来月にもまた最新作のプロモーションのため来日することが予定されている。