『タクシー・ドライバー』の脚本家、新たな問題作を映画化
『タクシー・ドライバー』をはじめ、数々の問題作を作り上げてきたポール・シュレーダーが、20年以上たった今も未解決のボブ・クレイン殺人事件を映画化することを決めた。クレインは60年代から70年代にかけて活躍した俳優で、甘いマスクにDJ出身。抜群のユーモアセンスでTVを中心に活躍した人物だ。シュレーダーはこの映画化で、クレインの異常な性癖など謎に包まれた所を描き、『ラリー・フリント』のような問題作にすると語っている。クレイン役には『ベティ・サイズモア』のグレッキ・キニアが扮する。