J・ファインズ、登山家に扮する
『恋に落ちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズが、『マロリー』(原題)で実在した登山家を演じることが決まった。ファインズが扮するのは英国の登山家ジョージ・マロリーで、映画では24年に当時未踏峰だったエヴェレストに命がけで挑み消息を絶った彼の半生を描く。99年にマロリーの遺体が山頂から600m下で発見され、彼と同行者のアンドルー・アーヴィンがエヴェレスト登頂に成功していないことが明らかにされたが、マロリーは「なぜ登るのか? そこにあるから」という名セリフを残し今世紀の偉大な登山家の一人とされている。アーヴィン役には『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』のイェーン・グレンが扮する。