S・スピルバーグ監督、B・デイヴィスのオスカー像を落札
往年の名女優ベティ・デイヴィスが、1938年の映画『黒蘭の女』でアカデミー主演女優賞を受賞した際に贈られたオスカー像が、19日、ニューヨークのクリスティーズ社が行ったオークションで、57万8,000ドル(約7,225万円)で競り落とされた。クリスティーズ社は、デイヴィスのオスカー像は、匿名の購入者によって、電話での競売で落札されたと発表したが、後に落札者はスピルバーグ監督であることがわかった。スピルバーグ監督は、このオスカー像を、米芸術科学アカデミーに寄付するという。スピルバーグ監督は以前にも、クラーク・ゲーブルが映画『或る夜の出来事』で受賞したオスカー像を、60万7,500ドルで購入し、アカデミーに寄付している。