G・パルトロウ、肥満女性役で学んだこと
新作のコメディ映画『シャロウ・ハル』(原題)で、肥満女性を演じたグウィネス・パルトロウは今回、美しさということについて多くを学んだという。撮影では、彼女を肥満に見せるためのスーツを着るのに3時間、脱ぐのに1時間かかったというパルトロウは、「スーツを初めて着た日、ホテルのロビーを通り抜けたの。悲しくて、不安だったわ。私が太っているから、誰も目を合わせないのよ。大きなスノウマンの絵が付いた黒いシャツを着ていたんだけど、肥満の女性用に作られた洋服は、ひどいものだわ。人々があまりにも私を見下げるような態度だったので、侮辱されたような気持ちになったわ」と語った。催眠術にかけられた一人の男性が、パルトロウ演じる肥満女性を、スリムで美しい女性と錯覚することから起こる喜劇を描いた同作品は、11月9日に全米公開される。