D・ワシントン、初の悪役を楽しむ
新作『トレーニング・デイ』(原題)のプレミアが2日、ベネチア国際映画祭で行われ、その席上、主演のデンゼル・ワシントンは、腐敗した麻薬捜査官という、彼にとっては初めての悪役を演じるのを楽しんだと語った。同映画の撮影は、ロサンゼルスでも最も貧しいと言われる地域で行われたが、ワシントンと共演のイーサン・ホークは共に、そこで会った人々が好きだったと語った。ホークが、「撮影で、一番興味深くてエキサイティングだったのは、撮影が行われた場所と、そこで出会った人たちさ」と語ると、ワシントンも同意し、「僕たちがこの映画を撮影したのは、ロスだけでなく、おそらく世界中で最も危険な地域と言われている所だったけれど、何の問題もなかったよ。住んでいる人々は、喜んで撮影に協力してくれた」と語った。