N・キッドマンも身に付けた、魅惑の宝石の行方
ニコール・キッドマンが『ムーラン・ルージュ』の中で身に付けた豪華なネックレスは、もし売りに出されれば、これまで映画の中で使用された宝石の中でも、最も高価な一品となるはずだった。ネックレスをデザインしたオーストラリアの宝石商キャンター氏は、これをニューヨークのクリスティーズ社のオークションに出品したが、入札が開始される2時間前になって手放すのが惜しくなり、取りやめたという。1,308個のダイヤモンドで作られたネックレスは、およそ94万3,000ドル(約1億1,598万円)の買値が付けられると見込まれていたが、キャンター氏個人のコレクションとして保管されることになった。キッドマンが映画の中で演じたキャラクターの名前にちなみ、ネックレスは「サテン」と名付けられている。