G・アンダーソン、監督デビュー決定
人気TVシリーズ「X-ファイル」のスカリーことジリアン・アンダーソンが、『スピード・オブ・ライト』(原題)で監督デビューを果たすことが決まった。アンダーソンが以前から原作に魅せられ映画化権を獲得したというこの作品は、エリザベス・ロズナーの同名小説の映画化で、アウシュヴィッツ強制収容所を奇跡的に生き残ったものの、強迫神経症に悩まされている父親に育てられた一人の男の子の物語を描く人間ドラマだ。本格的に製作を開始するのは「X-ファイル」の撮影が終了してからの見込みで、アンダーソンは監督のみで出演はしない予定だ。