N・キッドマン、女王に扮する
ニコール・キッドマンが『コート・アンド・スパーク』(原題)で実在した王妃に扮することが決まった。キッドマンが扮するのは二つの国の王妃になった歴史上唯一の女性エレナー・オブ・アキテーヌで、エレナーはフランス王ルイ7世の妻でありながら、結婚15年目で離婚を認めさせ10歳以上年下のイギリス王子ヘンリーと再婚し、後に王子は王位につきヘンリー2世となった。映画は、エレナーの市民までを虜にした魅力とヘンリーとの情熱的な愛を描く大河ドラマになる予定で、監督は現在交渉中だ。エレナーとヘンリーについては68年の映画『冬のライオン』でも描かれていて、エレナーを演じたキャサリン・ヘップバーンがアカデミー賞主演女優賞を受賞している。